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[39]大阪遠征。(2004/03/13)
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出来るだけ安く行きたい、でも出来るだけ疲れたくない、という些か矛盾した要望のもと、初めて「ぷらっとこだま」を利用する。安さを優先すると流石に深夜高速バスには勝てないが、品川⇔新大阪往復2万(1ドリンク付!)だったら、時間の都合もつけやすいこっちの方が断然有利。が、1時間に1本しか選べない(しかも売り切れ必至)、購入したら最後変更が利かない、「こだま」なので通常の1.5倍近く時間がかかる、という制限を了承する必要はあるが、まあ、時間に特に制約のない今回のような場合だったら、なかなか便利ではある。
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昼前に新大阪着。そのまま大国町の常宿(苦笑)に荷物を預け、知人の待つ難波へ。この人とは毎月のように会っている気がする(実は来月も会うことになりそうなのだけど:苦笑)。日本橋の電気街で何故かDTMソフトのデモを見た後、NGK前でたこ焼きを食しつつなんばCITY内のビアレストランで昼から酒盛り。いろいろ回ってみて思ったが、10年以上前にバイトで走り回っていたこの街(難波〜日本橋)も、段々自分の知り得る土地では無くなってきている。今回ライブを見るなんばHATCHがある港町リバープレイスもそうだが、最近出来たらしいなんばパークス(余談だが、このネーミングの裏には絶対ヴァン・ダイク・パークスがあると思う:笑)等々、着実に街のコジャレ化が進んでいるというか。しかし、だからこそ、そのリバープレイスから見える道頓堀川の淀みやなんばパークス(旧大阪球場周辺)に吸い込まれていく明らかに違う客層の人々(WINSがあるからなんだけど)により郷愁を感じたりもするのだが。
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夕方からそのなんばHATCHで坂本真綾のライブ。この人を知るきっかけは省略するが、本業?である声優としての彼女のキャリアを実は全く知らない。今回ライブを見るにあたり事前に知った情報では、その本業寄りのファンがライブの空気を壊すとか何とか言われていて、一体どんな雰囲気になるのか想像できなかったのだけど、まあ客層が(いつものライブとは)若干違うかなとか、どんな曲にも手拍子入れてくるよなあとか(苦笑)いろいろと感じたものの、総じて普通で内容に関しても真っ当に良いライブだったと思う。ライブにおけるボーカルの非力を非難する人もいたようだが、あの屈強なバンド(今堀恒雄g,バカボン鈴木b,佐野康夫ds,三沢またろうpcs,弦一徹violin,菅野よう子p,坂本俊介synth)を従えながら、なかなか度胸が座ったものだと感心することしきり。逆に、このバンドの凄さが伝わりにくい薄めの音像(PAの問題?)や観客との空間の共有の仕方(極端に言えばアイドルのコンサート的というか。さあ皆さんご一緒に!的なユルいコール&レスポンスや、目に見えて盛り上がることを強要するMCの数々とか)にはちょっと閉口した。比較的聴かせる曲が多いのにスタンディングの会場というのもどうかなあ。まあ今回取れただけでも凄いことなので、贅沢な要望ではありますが。

終了後、再び知人と合流し来月開催予定のイベント場所の物色を行う。場所も雰囲気もなかなか良い感じ。はやる気持ちを抑えつつ今日のところは仮契約に止める。そのまま近くの店で祝杯?知人主催としては久々のDJイベントなので、来月が非常に楽しみだ。

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