47番の記事表示
戻る HOME
[47]夜、(2004/03/26)
オーチャードホールでリッキー・リー・ジョーンズのライブ観戦。
客席からステージを眺めると何とバンドセットが。てっきり弾き語りだと勝手に思い込んでいたので、これは嬉しい誤算というか。前列斜め前に中川五郎氏の姿を発見。ピーター・バラカン氏と並び、この人も会場で見かけることが多い(終演後バラカン氏も発見:笑)が、まさかすぐ前に座るとは。お陰で、関係者に手渡されたセットリストが開演前に目に入ってしまい(苦笑)大体の流れが分かってしまった、が、実際のライブはこっちの予想を遥かに超越する凄いものだった。

ジャズ的というかジャムバンド的と言うか、熟練したスキルを有するバンドを従え、あの浮遊感に満ちたボーカルが合間を縫うようにライブは進んでいく。最近の作品も過去の名曲も違和感なく混ぜ合わされ、まるで全部で1つの曲のような印象を受けた。「間違ったらごめんなさいね」と後半に弾き語りで演奏された「恋するチャック」は、この流れでは最早蛇足と言える程浮きまくっていた(いや、実は聴けて嬉しかったんですが:笑)。アンコール無しの90分強のステージ。アッと言う間だったけど、この内容ならアンコールも不要かも知れない。
しかし、メンバー紹介で、キーボード(と言っても曲によってマンドリンやトランペットまで披露していたが)を「ニール・ラーセン!」と紹介していたのは、やっぱり、あの、ニール・ラーセンだったのだろうか?

戻る HOME
CoolandCool