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[89]青山(2004/05/28)
ライブ最終日。定時脱出に成功したので開場前から並んで待つことができた、と気合を入れた割には椅子やテーブルが(苦笑)。初日の教訓から壁際でもたれてようと思っていただけに、ちと拍子抜け。でも、少し前まではいつもこんな感じで落ち着いて見られたんだよなあ。

今回の対バンはココナツバンクから伊藤銀次、上原裕の両氏。銀次さんは元ハートランド、(上原)ユカリさんは元シュガーベイブの認識が強い(銀次さんもシュガーベイブに在籍していたが、あくまで印象として)だけに「あの、伝説の!」という妙な観念に囚われ身構えてしまうのだが、ご両人はそんなことはお構いなく(そりゃそうだ)無邪気に演奏していて思わず頬が緩む。幾つになっても「小僧」感が強いというか。ユカリさんの風貌からはとても想像出来ない事だが(笑)

対する青山さんも終始リラックスムード。今日の新曲披露は5曲(Free Bird,Los Angeles,Beautiful Fingers,94,I Don't Know But You Know)と多めだったが、うち"Los Angeles"は2日目の雪辱戦なのだそう(苦笑)。その2日目を欠席した者が言うのもなんだが、1日空いたことが悪影響を及ぼすことも殆どなく、本編最後"Quick Talk"には余裕すら感じられた。アンコール時に銀次さんが「日本のロックは青山君に任せておけば安心だ」といったコメントをしていたが、まあ元「イカ天」審査員のお世辞とはいえ(笑)今のBM'sなら十分納得出来る。

ココナツバンクを交えてのアラン・トゥーサンとトラフィックのカバーも凄く良かった(途中、鳥羽(修)さんの飛び入りもあった)が、個人的ハイライトは一番最後の伊藤・青山ギターデュオによる「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)か(笑)。実は自分のカラオケレパートリーだったこともあるが(苦笑)、歌謡曲特有のアレンジの古さを感じさせず、かつ歌詞の気恥ずかしさが無い、という意味で好きな曲の1つだったので、演奏前青山さんが「日本の曲で一番好きかも知れない」と言ったのを聞いて、あの歌詞が飛び出した瞬間思わず唸ってしまった、とつい自意識過剰な事を書いてしまったが、ファンてのはそーいうものだから仕方ないですね(笑)
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