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[677]夜、(2009/01/21)
六本木Billboard Liveで吉田美奈子/渡辺香津美(1st set)。
カウンターでチケットを引き取る際、今日のライブは出音が小さいのでカジュアルエリアは券売機の使用を控えてくれ(直接バーカウンターで引き換えろ)と言われる。声とギターだけのライブになることは想像が付いていたが、あらためてそう言われると、例えば国際フォーラムでのジョアン・ジルベルト状態なのか?などと心配(期待?)したものの、ステージには2本のマイクとギター(エレキx1,アコギx3)、アンプ、そして多数のエフェクター類が。なんだPA通すんじゃないか(当然だ)。

始まってみれば確かに、普段ここで演ってる人達より音は小さいし食器のガチャガチャいう音も普通に聞こえているけれど、冒頭の香津美さんギターソロ(コール・ポーター"Night and Day")から、美奈子さんを交えてのエリントン「ムード・インディゴ」と、演奏が進むにつれ自然と静かになっていくのが分る。あの新宿タワレコでさえそうだったものなあ。アルバム"nowadays"からの曲を中心にアンコール含め約90分。曲によってはリズムギター部分をCDの音源で代用しつつ、バリバリにソロを弾く香津美さん、その超絶技巧に時にはスキャット、時にはあの歌声で応える美奈子さんに場内は拍手喝采。私も大変満足でございます。

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