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[329]夜、(2005/11/19)
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青山円形劇場で笑福亭鶴瓶落語会。
生で落語に接する初の機会が鶴瓶で良いのかという複雑な思いはあったのだが(笑)、聞き入るうち、この人も紛れもない落語家であるということが良く分かる(気付かされる)、そんな会だったように思う。

上手下手というのは正直良く分からないが、計3本の噺のうち古典「愛宕山」は熱演だったものの、個人的には故桂枝雀のイメージ(インパクト)がどうしても強くやや無理を感じてしまったことと、やっぱり創作落語(1つは桂三枝作の「悲しみよありがとう」もう1つは所謂「私(わたくし)落語」と呼ばれる「お母ちゃんのクリスマスツリー」)の方がこの人の語り口に合っている気がした、ということから、その人に合った噺というのは絶対にあるだろうな、と痛感した次第。しかし、やっぱり演芸は生で観た方が面白いなあ。非常にありきたりな感想ではあるが。

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