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[355]出かけるときに(2006/03/15)
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iPodは持ったがイヤホン(ヘッドホン)を忘れる、という事が最近多い(プチアルツ)。
これは他のイヤホンだとどんな感じに聴こえるのか知るには良い機会、と前向きに解釈して、会社近くの100円ショップでインナータイプのブツを105円で購入、電車の中で聴いてみると…げ、なんじゃこら。例えるなら安いラジカセからモコモコ鳴ってる音を壁を隔てた隣の部屋で聴いてるような、誇張ではなくて本当にそんな感じ。AMラジオだったらしっくりくるのかも。ってそれならステレオでなくても良いじゃん!

夜、赤坂グラフィティへ。
元カーネーションの鳥羽修が、というより現在青山陽一のバックでドラムを叩く中原由貴が参加するタマコウォルズを観戦するのが主たる目的。
少し遅れて会場入りすると既に演奏は終盤(えー)で、マトモな感想を言えるほど聴いていない訳だが、ツインギター、ツインドラム、ベース1という構成でニューオリンズありサザンロックありハードロックありなゴッタ煮状態で殆ど切れ間なく演奏が続く、というとんでもないもので、ただただ圧倒。
元々voを必要としているのか分からないのだけど、見ていた時は丁度ギター(セロファンの人らしい)とゲストの女性とのツインvoで、ふとデラニー&ボニーを彷彿とさせる瞬間もあった。あらためてちゃんと観てみたい。

その後出てきたgrooveyardは、音の印象やvoの無骨さとジェントルさの表裏一体加減に、ある時期のオリジナルラヴが脳裏を過るが、田島ほど策士的な要素は無く、よく聴くと音楽性も山下達郎や吉田美奈子の遺伝子(まあオリジナルラヴもその延長線上にあるが)を屈折せず前向きに表出しているような印象を受ける。と書くと「なんちゃって」かと思われるかも知れないが、楽曲は普通に良かった。その日演奏した曲を含むCD-Rを相方が買ったので聴いてみたが、ライブでの演奏の方が良かったと感じられるのはこのバンドにとって果たして幸か不幸か。

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CoolandCool