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[389]最近には(2006/08/10)
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珍しくライブ2連ちゃん。まあ今月はこれから毎週のように2日続けて何か観る訳だが(笑)

昨日は日比谷公会堂でUA x 菊地成孔。
スパンクハッピーやかつてのゲスト歌手に比べて、このUAという人はかなり異質。それだけに観る前は放し飼いのUAを猛獣使いの如くサポートする菊地組、という図式が浮かんでいたのだが、他のゲスト歌手に比べるとかっちり枠にはめた感は少ないものの、そこまで極端にはならないというか(そりゃそうだ)。そこが少し物足りなくもあるのだけれど、独特のフェイクも抑え目にきっちり歌おうとするUAには概ね良い印象を持った。今回はペペ・トルメント・アスカラールで各種アレンジを務めた中島ノブユキ氏がキーボードでストリングスやらハモンドやらブラスやらいろんな音色を使い分けていたのだけど、予算の関係もあるのだろうけど、特にブラスはできれば生で聴きたかった。

今日は渋谷クアトロでスクリッティ・ポリッティ。
本当にライブやるのかどうかジョアン・ジルベルト以上に不安(笑)だったのだけど、実際は1時間強のステージながら、かなり力強いものだったように思う。というか、あの声が!あの声が!目の前であの声が!!(半狂乱)
新作からの曲がメインで旧作からは数曲程度というのは、特に"Cupid & Psyche'85"はライブ向きじゃないから仕方ないんだろうと観る前から漠然と思っていたのだが、その古い曲の初っ端が"WOODBEEZ"って(笑)。しかもキーボード3台使ってできる限りあの音を再現していて(ドラムもゲートエコーとかかかってるし)感動するより思わず笑ってしまった(ちなみに、他は確か"The Sweetest Girl"と"Skank Bloc Bologna"を演っていた)。会場にピーター・バラカン氏の姿も。
しかし、明後日サマソニですか。このバンド(グリーンのユニットではあるが)の成り立ちを全く知らない、或いは"Cupid & Psyche'85"あたりで音のイメージが止まっている人達に今のこの音がどう響くのか、他人事ながら非常に気になる。。

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