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[415]夜、(2006/10/25)
渋谷BOXXで青山陽一ワンマン。
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新作"DEADLINES"のバンド初お披露目ということからか、はたまた日本シリーズの中日の状況故か(笑)ところどころ覚束ない部分はあったものの、ただでさえ音数少ないあの作品を(ゲストを入れず)4リズムで更にシェイプアップしてみせるところに青山さんの意地というか強い自信を感じる。コーラスパートの増加に現在のBM'sは歌えるバンドでもあるのだということもあらためて実感。

ドラムの中原(由貴)さん加入がアルバムの方向性を決めたというのは最近のライブを観ていれば誰しも納得できることだが、決して誰かが突出するのではなく、バンド一丸となってグルーヴを編み出している点がとても興味深い。このメンバの誰が居なくても成立しない音というか、今まで以上にバンドと青山さんが一体化しているような気がするのだ。これを東京だけ、しかも1日だけというのは勿体ないなあ。

最後に惜しい点をひとつ挙げておくと(笑)、高いキーを青山さんが一部歌いきれていなかったのがちょっと気になった。特に「怪しげな恋」サビ部分のような高いまま暫く引っ張るパートは結構キツそうだった。

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