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[427]夜、(2006/12/18)
赤坂グラフィティで「事実上赤坂弐夜行脚」。
タマコウォルズのワンマン、とはいえ、メインボーカル不在ゆえいままでメンバが関わった様々なゲストが相まみえるというかなり盛り沢山かつ濃厚なイベント。
タマコウォルズ:[関連Link]

タマコ自体への興味とそこに青山陽一が合流するということへの期待が一番大きかったのだけど、これだけアクの強いバンドながら、ちゃんとバッキングがこなせる(主張すべきところは主張するが、ゲストの個性は潰さない)というのが単純に凄いと感じた。まあ冒頭3組の若手?の方々は、それぞれやや線が細いので出音に負けている部分があったのは否めないところだが(中では森川アキコが一番健闘していた)、それはそれ、急にクレイジーホース(ニール・ヤングの共謀者)の前で歌えと言われるようなものかも知れない(笑)。

青山さんの出番は、後半タマコのステージへのゲスト参加という形で実現。
[関連Link]

小編成におけるグルーヴ追求に軸足がシフトしているように見受けられる近年の青山さんだが、曲によっては今日のような大編成(7人)の方が合うものも少なくない。1曲目の"20 Minute"はそういう理由からか、先日のBM'sワンマンでは披露されなかったもの。2曲目"The Neighborhood"は長年ファンと公言する割に(するだけに?)あまりカバーされることの無かったロス・ロボスの楽曲。構成を間違いやり直す一幕も微笑ましい(苦笑)。3曲目"Highnoon"はライブでは最早定番だが、パーカッションまで加わったリズム隊の強靱なグルーヴでこそ、その威力も増すというもの。いやー、良いものを見させていただきました。

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