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[702]昨日のうちに(2009/04/05)
名古屋に着いてしまい、今回は移動も殆どない為、朝から昨日以上に時間が余りまくる。取り敢えず名古屋駅前のピカデリーで『おくりびと』鑑賞。絶妙に今更のタイミング。広末涼子のここにきてますます屈託のない笑顔(サイコー!)と山崎努の何となく伊丹十三『お葬式』がダブる(納棺ビデオとか白子チューチューとか)演技、というか演出が印象的。ただ、これ別にテレビで2時間ドラマで良いんじゃないの?という違和感は拭えず。

夜、
名古屋K.D.ハポンで青山陽一・春場所5日目。JR線の高架下を利用したそのハコは、天井が高いせいもあってか広く感じられる。
対バンはカタリカタリというバンド。トリオ編成だがパートには拘らず楽器やコーラス、はてはボーカルまで取っかえ引っかえ。演奏は狙った下手さなのか本当に下手なのかギリギリ。どう理解したところで初めて観る訳だから、取り敢えず口アングリ(笑)。人を食ったような歌詞が多いのだが、時折非常に美しいメロディが聴こえたり、そういう部分も含めて強く印象に残った。

青山さん。昨日とはうって変わって調子が戻った様子。大阪でも感じたことだが、この人、決してソウルフルな声ではないのだけど、時折黒さが表出することがある。ブルースやソウルのカバーを演るとか、そういうダイレクトなものもさることながら、何でもない瞬間に、ふと滲み出すその感覚が凄く面白い。

アンコールではカタリカタリとのセッションも観られたようだが、新幹線の時間が気になり(またか)本編終了と同時にダッシュで帰路へ。

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