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[454]夜、(2007/04/07)
二子玉川Pink NoizeでNICO ROCK FES VOL.4。タマコウォルズが出演するというので行ってみたが、イベントの主旨や他の出演者については予備知識ゼロ。
以下、観た順で感想など。
・グリム
vo.の声質からジュンスカとか思い出したりもしたが、青臭さの中にもポップス耳年増な
感じが散見される(何でペダル・スティール奏者がいるのだろう、とか)。好みは
ともかくとして、比較的かっちりした作りになっているのは、kbdがモナ・レコードの
行達也氏だからというのも関係あるのだろうか。
・DELTA
外見と裏腹にやたらソウルフルな女性vo.を従えるアーバンなアコースティック・
グルーヴ。
マーヴィン・ゲイ調(要するに"What's Going On"調)な楽曲に大人の色恋沙汰な
歌詞が乗るのは在り来りといえば在り来りか。
音楽的には全く異なるが、昔、高校の学祭で観た夜学の人達が演ってたバービー・
ボーイズのコピーを思い出した。カフェっぽいというよりお水っぽいのだな。
・タマコウォルズ
中途半端に置かれた丸テーブルと椅子のせいでフロアに結界ができ、なかなか前に
出て行く人が居ない。最初は客が少なかったのもあるが、タマコの頃にはほどなく
来客があるにも関わらず皆後ろに溜まってしまうので依然ステージ前に数メートルの
溝が。これをメンバが気にしたせいもあるのか非常に荒々しい演奏だったのだが、
これが寧ろ素晴らしい内容に。圧倒的な存在感。
・SUIKA
タマコのPer.の高橋結子さんが所属する、生音ヒップホップバンド。
男性ラッパー2名(うち1名は兼ウッドベース)とポエトリーリーディングの女性1名を
従えた、何とも形容できない不思議な音空間。カホンの響きとにウーリッツァーの音色が
心地好いが、このオーガニックな流れに機関銃のように畳みかけるナイナイ岡村似の男性
ラッパー氏の存在は果たして不可欠なのだろうか。
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