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[463]夜、(2007/05/08)
Bunkamuraオーチャードホールで「東急ワールドミュージックスペシャル AFRICAN MUSIC NOW」。
当選するとタダで観られる東急グループの文化事業のようなイベントで、確か2年前「ヒストリー・オブ・ブルース」というイベントを観ている。ナビゲートは吉本多香美さん(タンザニア親善大使なのだそう)だが、アフリカ音楽の特性、とりわけポリリズムの解説は演奏者でもある坪口昌恭氏が担当していた。実はこのイベント、坪口氏と今堀恒雄氏が出演するので応募した次第。

最初にセネガルの太鼓("sabar percussion")アンサンブル、最後にアフリカンポップスの演奏、それに挟まれるかたちで坪口氏のアフリカンリズムを独自解釈した電子楽器による演奏が行われた。いずれも内容は素晴らしかったのだけど、強いて言えばアンコールの全員加わるセッションをもう少し観てみたかったかなあ。太鼓アンサンブルだけだと少し退屈で、アフリカンポップスだけだと少しリズムが足りないような気がした(贅沢な)。坪口さんの演奏は、ポリリズムの解説としては的確なものだけど、他の演奏と並べると(それはまあ仕方ないのだけど)ちょっと異質に見える。太鼓アンサンブルとアフリカンポップス双方に今堀氏がギターで参加したのだが、あのギターが絡むと途端に音像がクリアになる(ような気がする)のはちょっと驚きだった。

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