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[495]最近になって(2007/10/14)
ネット界隈?で高嶋政宏(高嶋兄)が「スターレス高嶋」と呼ばれている事を知る(笑)。相当なプログレマニアで自分のソロアルバムでキング・クリムゾン「スターレス」をカバーした(しかもこれ、シングルのカップリング曲でもある)というのが事の発端だと思うが、何故に今?というのが正直なところ。

スターレス("Starless")を収録したアルバム("Zero")は94年の作品でもう13年前の事だ。私も彼のアルバムを集めたのはここ数年のこと(集めたのか)なのであまり大きなことは言えないが、リリース当時は寧ろ、プロデュースにデヴィッド・モーション(David Motion)を起用したりギャングウェイ(Gangway)やコーギス(Korgis)好きをアピールする、今で言うなら「ニッチポップ好き」な人という印象が強い。ソロを出す前には桜井鉄太郎と組んだユニット(R.P.O.)もあったし。ただ、「スターレス」をアルバム2曲目に収録したことを同じくクリムゾン好きの大槻ケンヂに指摘された(何故アルバム最後ではないのか、と)り(笑)、ロッキング・オン・ジャパンか何かで極度のパンク/ニューウェイヴ好きを開陳した辺りから、例えば渡辺○里奈辺りの趣味の良さとは異なる、ざっくり言うと「コッチの人」な匂いを醸しだすようになったと記憶する(吉田豪氏はそこを理解して『人間コク宝』に彼を登場させたのだ)。

こんな事を書くと知識のひけらかしみたいだが、高嶋兄を熱く語ったところで何のカタルシスも感じないし、恐らく何の自慢にもなっていない(笑)。ちなみに「スターレス」にはPVがある筈なので、スターレス高嶋フリークの皆様におかれましては、是非発掘してYouTube辺りにアップされることを希望する。

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