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[606]何年かに1度(2008/08/07)
「ポール・マッカートニーを真面目に聴いてみようキャンペーン」が自分の中で発動する。
熱心なファンではなく、そして毎回大きな切っ掛け(新作とか来日とか)がある訳でもなく突発的にあくまで自分の中だけで勝手に盛り上がり、そして収束していくものだが、今回はいつまで続くことやら。

今朝唐突に"Take it Away"のサビが頭に浮かんだのが発症の契機なのだが、うろ覚えでちゃんと前後が繋がらず、しかも家で探したらCD("Tug of War")も持ってなかった(笑)ので、YouTubeの世話になりようやく補完出来た次第。Web2.0って素敵!

放って置くと砂糖菓子に練乳をかけたようなバラードばっか作るところや、全く捻りのない凡庸なポップチューンも意外に多いところが好みではなかったりするが、時折思わず唸ってしまう作品があるので捨て置けない、って、こんな歴史上の偉人クラスに言う事ではないか。シングル"Pipes of Peace"(特に冒頭)とか、"Uncle Albert/Admiral Halsey"(これも特に冒頭)、"Junk","Bluebird","Maybe I'm Amazed"なんかを聴くと、この人は天才だなあとつくづく実感する。週末にでも新作と"Tug of War"を買ってみるか。

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CoolandCool