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[613]夜、(2008/08/23)
イッセー尾形と篠原ともえの二人芝居。昨日の一人芝居に引き続き原宿クエストホールへ。

どういう経緯でこの組み合わせになったのか不明だが、過去の小松政夫、桃井かおりとのそれとは大きく異なり、篠原のパーソナリティーを最大限に引き出した(利用した?)派手やかな舞台となった。そもそも二人芝居なのに演者が6人も居るし。しかもうち2名はスティーヴ・エトウとエミ・エレオノーラという実に豪華(と思える人には実に豪華)な面々(エミさんはアコーディオンで芝居に参加していて、スティーブさんは元々客だったのに当日舞台に引っ張り込まれたという今日限りのゲスト)。

一人芝居のあいま4日間で稽古したというその内容は、良くも悪くも学芸会のようなドタバタ(演者が皆何かしら楽器を演奏できるので、音楽劇のようでもある)。一応台本はあるようだが、その時々にアドリブ、というか客の雰囲気も加味しての当意即妙なやり取りを要求されるので、見た目グダグダになっているところも無くはないのだが、不思議とダレることはない。篠原さんも、自身に舞台経験があるためか声はしっかり通っているし、歌声も凄く安定しているのは(彼女には失礼だが)意外な驚きだった。

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