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[621]夜、(2008/09/14)
下北沢leteで青山陽一"Lonesome Invader Tour"観戦。
ツアー初日とはいえleteでは別イベント「ココだけのハナシ」も定例化しつつあり、両者の明確な区別、差別化は最早難しい訳だが、それは恐らく、頻繁に青山さんのライブが観られる関東在住者特有の贅沢な悩みなのかも知れない。ただ、自分の首を絞めるような事を敢えて言うなら、結果客層も定例化しつつある(笑)ようなので、観る側にも演る側にもイベント開始当初の緊張感のようなものは薄らいでいるように思う。ライブ観るのに緊張感が必要か?という疑問は敢えて置いておくとして。

前回の「ココだけのハナシ」同様ノーPAによる弾き語り。1部はオープンチューニングの楽曲を中心に、2部は時節柄「雨」をテーマに。
オープンチューニング特集は要するに曲間のチューニングの手間を軽減するための苦肉の策なのだが、その響きからいつもよりブルース増量というか、曲の地続き感が増して非常に気持ちよい。2部の「雨」特集はYouTubeで観た太田裕美「九月の雨」に触発されてのことだそうだが、肝心のその曲は披露されず(ひと節弾いてくれたが)、雷(Thunderbolt)や虹(Rainbow)も交えたバラエティに富んだ内容に。

ただ、今回一番バラエティに富んでいたのはやはり、アンコールのキャンディーズ「やさしい悪魔」だろう。いつだったか、「怪しい隣人」で披露された尾崎紀世彦 「またあう日まで」以来の衝撃。これの前では「九月の雨」も単なるフェイントに過ぎない(笑)。

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