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[620]夜、(2008/09/11)
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下北沢440でヒックスヴィル&青山陽一。
ヒックスヴィルのイベント「VILLAGE PEOPLE 」参加は2006年の第3回以来2年ぶり。前回(行ってない)は確かソロだったと記憶するが、今回はオルガントリオ仕様のBM'sでの参加。
青山さんも自画自賛しているが、確かにこのトリオ非常に自由度が高い。例えば誰かがノッた事に対して他のメンバがすかさず突っ込み、そこからまた違う方向に展開していくような、誤解を恐れずに言うとジャズ(のひとつの側面)を観るような面白さがある。是非このメンバーでツアーに出てほしいものだ。

迎え撃つヒックスヴィルは、前述のノリ(ボケ)→突っ込み→そこから発展(脱線)の流れが演奏だけでなくトークでも徹底されており、それがシームレスに連携する様は、まるで「音曲漫談」。ライブハウスより演芸場で観てみたいグループだ(ある意味「トリオ」という表現がしっくりくる)。前半は3人でアコースティック(サーカス「Mr.サマータイム」の真城/小暮によるデュエット(小暮氏が途中グダグダになってしまう)も聴けた)に、後半はBM'sから中原由貴(Dr)、元benzoの伊賀航(b)を交え文字通りパンチの効いた演奏を披露。最早大御所の貫祿すら感じさせる素晴らしい内容だった。

帰宅すると、某大物アーティストのツアー先行予約の案内が届いていた。いよいよ「山」が動く。
しかし「6年ぶり」と書かれても全く動じなくなったのは、ファンの悲しい性か。

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