現在 10件表示 
54765  

Desperate Straights

ツリー表示  i-mode  検索    戻る

日記、のようなものです。


クイックアクセス

[265] 夜、   [264] 駒場の   [263] 世の中では   [262] 先日買った   [261] 何かと   [260] 中途半端に   [259] GW最終日。   [258] GWど真ん中に   [257] 草月ホールで   [256] 暦通り仕事。   


(2005/05/23 〜 2005/05/02)


  [265] 夜、 2005/05/23 

池袋の東京芸術劇場でカエターノ・ヴェローゾ。
初めての「生カエターノ」は、想像以上の艶やかな声と想像以上の奇妙なパフォーマンス(笑)に彩られていた。既に各方面で紹介されている大阪、名古屋のセットと基本的には同じ(中盤の弾き語りは少し変えていたかも)だが、あの声が間近で聴けるというだけで、そんなものはどうでもよくなってしまう。個人的ハイライトは本編後半に演奏された"Cucurucuru Paloma""Love for Sale"と殆どメドレー状態で演奏された2曲か。あの甘い声が漆黒の闇の中に消え入る様(な演出)も相まってとても印象的。しかしそんな歌に連動する身振り手振り(足振り?)は実にユニークというかお茶目。シアトリカルな雰囲気がシャンソン歌手のようでもあるが、個人的には見た目も含めてデヴィッド・バーンを彷彿とさせた。

全体的にそういったしっとりした空気に包まれていたため(もしくはそういう雰囲気をこちらが望んでいたため?)か、ニルヴァーナ"Come As You Are"や"Haiti"等のアップテンポなナンバーとの落差が特に激しく(インパクトという意味ではDNA"Detached"は見事に機能していた。しかし62歳でDNAのカバーって...)、分かっていても反応に躊躇してしまうことが少なくなかったのは反省点かも知れない。あと、芸術劇場の特性なのか、ドラムやパーカッションの反響がボーカルやギター等の比較的小さい音を上回ってしまう(大きく上に抜ける)ため、音に慣れるのに少し時間がかかった(弦楽器だけの構成が綺麗に響くことを考えると、やはりオーケストラ向けということなのか)。

以上の点を踏まえ、25日の最終日に備えることとします(苦笑)。

※中原仁さんのブログからセットリストを転載しておきます。
[関連Link]

1. Minha Voz,Minha Vida
2. Baby 〜 Diana
3. So in Love
4. Come As You Are
5. Manhattan
6. Manhata
7. Diferentemente
8. Adeus Batucada
9. Brasil Pandeiro
10, O Leaozinho
11, Coracao Vagabundo
12. Trilhos Urbanos
13. Haiti
14. Desde Que O Samba E Samba
15. Forca Estranha
16. Sampa
17. Cucurrucuru Paloma
18. Love for Sale
19. Cry Me a river
20. Detached
21. O Estrangeiro
-------------bis-------
22. Manha de Carnaval
23. Carioca
24. Terra

  この記事は このアドレス で表示できます。


  [264] 駒場の 2005/05/21 

東京大学で「ポピュラー音楽へのアプローチ」という講演を聴く。
アカデミズム(音楽学者)とジャーナリズム(音楽評論家)の両側面からどのようなアプローチが成されてきたか、今後どのような進展が望めるか、というようなことが2時間半。結局のところ、学者も学会の中だけでなく一般にも伝えるという姿勢や努力は必要だし(何つってもポピュラーなので)、評論家も論じるための知識の糧として論文等に目を通すことは最低限必要だろうということで、今後はそのためのインフラ(文字通りコンテンツだったり今回のような場を持つ機会だったり)の整備がキーになるのかなあと漠然と思ったり。私は学者じゃないので学術論文って読みづらいなと思ってしまうのだけど、評論文の方が学術論文より読みやすいから優れているとも言えない訳で、アプローチの対象はどうあれ「人に伝える」とはどういうことか?という話のようにも聞こえる。

休憩時間、ゲストのピーター・バラカン氏にサインを頂きながら数分お話しすることが出来た(長年の念願が…)。名著『魂(ソウル)のゆくえ』に若い頃深く感銘を受けた旨を伝え(ずっとこれが言いたかった!)ると、あれはどこまで僕の文章と言って良いか分からないので複雑なところです、と返答された(出来れば「書き直したい」とも)。もしかしたらあとがきにあったかも知れないが、本作は殆ど氏の「語り下ろし」で、全体構成は執筆協力者である五十嵐正氏(私の2つ隣の席に座っておられてびっくり)によるもの(チェックはバラカン氏が行っている)とのこと。そうは言っても語り下ろしたのはバラカン氏自身なのだから氏のソウルに対する熱い思いは変わらないし、レトリック云々を超えたところで私には「伝わった」ように感じられたのは紛れもない事実だ。あの作品が世に出たことを誇りに思っていると仰っていたので、これは謙遜というか、あの作品に関わった方々への気遣いがそういう表現になるのだろう。「あの本がアップデートされる(現在絶版だそうな)なら是非読みたいです!」と伝えると、「それならこれを読んだ方が早い」と1冊の本を薦められた(講演の中でも何度か出てきた)。神(笑)が薦めるなら是非読んでみたいと思う(『魂のゆくえ』で頻りにリファレンスされていた『リズム&ブルースの死』と合わせて読むべきかも知れない)。

『スウィート・ソウル・ミュージック』ピーター・ギャラルニック(著)
[関連Link]

『リズム&ブルースの死』ネルソン・ジョージ(著)
[関連Link]

  この記事は このアドレス で表示できます。


  [263] 世の中では 2005/05/18 

「ブログ」は最早一般的なのだろうか。
用途の大半は日記ツールとしてだと思うのだが、今なら取り敢えずブログ(平坦に読む)と言っとけってことか。特に深い意味は無いのだけど、先日録り溜めていた草なぎ君主演のドラマを観ていたら、情報露出の少ない社長のことを調べるために、いきなり「ブログだ!ブログを調べろ!」と叫んでいたのを思い出した(笑)。個人的には、そろそろ「ブログにアップします」という表現が(笑)や(苦笑)混じりにしか使えないような気がしている。

夜、阿佐ヶ谷で友人のライブを観戦。
前回観た時のような、本人の演りたい事と声に合うもののギャップは(たまたま?)少なくなっており好感が持てたが、両者共に照れというか微妙な「引き」があるのが音に表れていて、そこが演奏の噛み合わせ(の悪さ)として時折表出していたような気がする。しかし、これは以前青山陽一さんも「客に押されるように」と言ったように、観客としての我々の努力もあるのかなあと思ったり。あと、アコギ+ボーカルに拘るのも良いんだけど、少し音数を増やす方が色が鮮やかになって面白いのかなあ、とピアニカが絡む曲を聴いて思った。一緒に見ていた相方はボーカル女史を「声に憂いがある」と評していたので、次は西田佐知子とかいしだあゆみとか歌ってみるのは如何でしょうか。

  この記事は このアドレス で表示できます。


  [262] 先日買った 2005/05/16 

『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』をチビチビ読んでいるのだが、仕事を含めると10年以上インターネットの世界に関わっている(仕事以外の接し方を「関わる」と書いていいものかどうかは別として)が、名前しか知らなかったり情報として完全に欠如している事象があまりにも多く、そういう意味でも非常に参考になった。如何に普段自分が決まったブックマークしか見ていないかが良く分かるというか。ただ、その事象を知ったところで広いんだか狭いんだかさっぱり分からないのもインターネット、ではある。

本といえば、『教科書には載らない...』と同時期に買った『俺と悪魔のブルーズ』が非常に面白かった。ロバート・ジョンソンをモチーフにしたブルース漫画。続きが楽しみ。

ドコモ、130万画素カメラ搭載で音楽再生対応の「premini-IIS」(ケータイWatch)
[関連Link]
"S"と付くものの、スペックはpremini-IIと大差無いのでは?デザイン変更もこの場合どうなんだろう(少しデカくなってるし)。せめて音楽機能を拡張してくれれば(MP3読み込み)住み分け出来たような。

  この記事は このアドレス で表示できます。


  [261] 何かと 2005/05/14 

お世話になっている下北某店の女将が鼓を披露する(しかも無料)というので、渋谷セルリアンタワー地下にある能楽堂へ。しかし、こんな場所に能楽堂があったんですね。地上のあの景色(笑)を知っていると余計この静寂が身に沁みるというか。
[関連Link]

結局、女将が叩く姿は出番最後の数分しか拝むことが出来なかったが、その後他の方の演目も最後まで観させていただいた。一般の方とプロ(というのか)の方が入り交じって能を表現する。やってる人には当たり前かも知れないが、選ばれた人(血筋とか世襲とか)のみが演じうる世界、と漠然と思っていた身には凄く不思議な光景に見える。例えば、相方が演っているガムランも、何となく触れてはいけない(触れられない)世界、のように少なくとも自分には感じられていたので、実際に演奏しているのを観た時は演奏以前に「凄いものを観てしまった」気がしたものだが、能にもそれに近い印象を受ける。「伝統芸能」というだけで萎縮するのもどうかとは思うが、正月に観たNHK『鼓の家』という番組(再放送を激しく希望する)のインパクトが、ついついフィードバックしてしまうんだよなあ。

その後、野暮用でまんだらけに寄った後、上階のレコファンで物色。買ったものは以下の通り。
・LOS LOBOSのライブ盤
・ジュディ・シルの3rd
・Ann Sally/Brand-New Orleans(初回版)
・安室奈美恵/WANT ME,WANT ME(DVD付マキシ)
・THE POWER STATION 1st(DVD付再発)
・Rie Fu/I Wanna Go To A Place...(マキシ)

Rie Fuは店で偶然かかってたので買ってみたんだけど、結構売れてると後で知ってびっくり。一体何がきっかけだったんだろう?

  この記事は このアドレス で表示できます。


  [260] 中途半端に 2005/05/12 

休むと頭がなかなか切り替わってくれなくて困る。これが今話題の「GW脳」という奴か(聞いたことないぞ)。

夜、東京ドームでプロ野球の交流試合(巨人vsオリックス)。球場で野球を観るのは20数年振りか(小学生の頃友人と一緒に甲子園で阪神戦を何度か観たことがある)。東京ドームはずっと「音の悪いコンサート会場」だと思ってた位なので。今回は相方が知人からチケットを譲り受けたので、こんな事でもないと観ないだろうということで、ある意味冥土の土産のようなものか(違う)。

オリックス側の2階席で観たのだが、ドームってこんなに明るいんだなあ。クドいようだがステージの暗いコンサートしか観たことないので普通にびっくり。あと、実況が無い(当然だ)ので試合が意外に淡々と進んでいくように感じられる。応援団の歓声以外はファウルやホームランに時折どよめくくらいで、要するに草野球観てるのとあまり印象が違わない(失礼な。でも本当にそんな感じ)。確かにキヨハラの出番で♪ウォーと「とんぼ」が大合唱(笑)されたり、他の巨人選手の出囃子(バッターボックスに立つ時にアナウンスと共に流れるBGM)でデスチャとか結構イマドキのR&Bがかかってて、これ本人が選曲してんのかねえとかあまり本筋と関係ない衝撃はあった。その場で観ているという臨場感も、スポーツ全般に何ら興味のない私にさえ心地好いものがあったが、何か足りないのも事実。天井が抜けてればもう少しスポーツ観てますチックな感慨も強くあったのだろうか(もっとビール美味く呑めそうとか)。

  この記事は このアドレス で表示できます。


  [259] GW最終日。 2005/05/08 

特にイベントもなく家でのんべんだらり。この「時間の無駄遣い感」こそ休日ではないですか、ねえ?(誰に言ってるんだ)

もうすぐ来日ということで、カエターノ(・ヴェローゾ)のアルバムを取っ替え引っ替え(って書く程持ってないけど)聴いたりiPodに突っ込んだり。聞くところによると、あのカバー集以外にも何曲かオリジナルが聴けるとか(期待)。その後、録画してあったジェネシスの'80年のライブを観る。何で今ジェネシス?しかも'80年のライブ?疑問は尽きないが貴重なライブには違いない。"Duke"発表直後ということで3人になってからのポップ路線と以前からのプログレな感じがまだどっちに偏ることなく絶妙に混ざり合っている。個人的にはこの頃が一番好きかも知れないなあ。フィル(・コリンズ)のソロ1枚目とかも同じようなバランスに成り立っていたと思うけど、あのアルバムからその数年後ああなるとはとても予測が付かない(あれはあれでチャートマニアとしては非常に抗えないものがあるが)。

来週は同じチャンネル(CSですが)でカエターノのライブも放送されるらしい。楽しみ楽しみ。

  この記事は このアドレス で表示できます。


  [258] GWど真ん中に 2005/05/05 

人の渦に巻き込まれてみよう、という試みを実践するの巻。

相方の発案で映画を観ようというのだが、しかも『コンスタンティン』ですよ!奥さん。さすがは興行成績1位をブッちぎる作品だけにどこでもやっているのだけど、どこでも並ばないと観られない、しかも予約券は既に完売、と軽くネットの情報に凹まされながら品川プリンスシネマへ。途中絵に描いたような長蛇の列と「3時間待ち」の看板が目に入るが、それは最近出来たエプ○ン水族館のものだと知って一安心。しかし、劇場への通路がその水族館の列に完全に遮断されていて、一瞬どこが入口か分からなかった。軽く嫌がらせされてるんだからエ○ソンに怒れよ、西○グループ。

何とか12時台の上映に滑り込み(最前列しか残ってなかったが)、上映までの空き時間に軽く腹を満たすべく階下の食事スペースへ。30分弱ならラーメンかねえと飛び込むも、カウンター席なのに食券は一番奥の要領を得ない担当に渡さなければいけないし、カウンターに座る人の数の少なさに対して、何故かラーメンは15〜20分待ちとアナウンスされており、怒りは一気に頂点へ(笑)。周りでは躾のなってないガキ共や、更に躾のなってない親共(笑)が平気な顔して順番割り込んだり席を奪い合ったりしてるし…貴様らにGWを謳歌する権利無し!生きてる価値無し!(JOJO広重)

えー(笑)肝心の映画ですが、あれは壮大なコントと解釈して宜しいのか。キリスト教の教義を知っていると(全く知らない訳では無いが)もっと奥深く味わえるのかも知れないが、あの天使や悪魔の登場の仕方は、どう贔屓目にみても、あと、こういうご時世だからこそオチがいきる(のではないか?という読みがありそう)という意味でも「神様コント」を観ているような気がした。テンポがやたら良いのは監督が音楽PVやってた人だからなんすかね(原作が漫画というのもあるのか)。

  この記事は このアドレス で表示できます。


  [257] 草月ホールで 2005/05/03 

イッセー尾形。
恒例の新ネタだが、今年は3月にも既に幾つか披露されており、今回の演目の中にもそのアップデート、というかコンセプトだけ踏襲しているだけで全く話の流れが違っているものもあった(春闘とか)。ふと思ったんだけど、昨日までホステスだった人が辞めて家政婦になり、物が捨てられない奥さんの居る夫婦のマンションに派遣される話(長いな)というのがあるんだけど、このホステスのキャラクター(年増で態度が悪い)自体は他のネタで既にあって、マンションに出向いてそこの住民とひと悶着あるというコンセプトは、3月に観た、妻に殺された夫の始末を引っ越し業者(今時の若者)に頼む、というネタとの合わせ技なのだろうか。尤も、今時の若者を斜めから見るというコンセプトだけは、その直前のピザの宅配業者のネタに分散されていたけど。

終了後そのまま家に直行し、某D夫妻(笑)と某Y科さんを招き自宅で宴会。23時近くからの酒宴となったがいつもながらの充実した無意味な会話に華が咲く。

  この記事は このアドレス で表示できます。


  [256] 暦通り仕事。 2005/05/02 

元々予定も無いので2日と6日は出るつもりでいた。平日とはいえ休出状態で普段よりゆっくり仕事が出来るだろうという読みがあったからだが、早々に2日の打ち合わせが決まりその目論見も崩壊。こういう時に限って他の案件に巻き込まれる可能性もあるので、先手を打つべく6日は自発的に休みにしてしまった次第(笑)。という訳で、結局今日は普段より数倍忙しくなるはめに。。

夜、今日戻ってきた相方と奥沢神社近くの寿司屋で晩飯。寿司と言っても回るヤツだが、久々に行ったら内装がガラッと変わっていて、寿司も回っていない。入口で驚く2人を見かねた店長(らしき方)の「経営母体は同じなので、どうぞ!」とかいう一言に思わず苦笑。

  この記事は このアドレス で表示できます。




 
CoolNote2 Ver 3.3