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Desperate Straights

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日記、のようなものです。


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[405] 夜、   [404] レコードを   [403] 最近   [402] ある程度   [401] 上野の   [400] 夜、   [399] 夏休み最終日。   [398] 休みだから   [397] 夏休み2日目。   [396] 夏休み初日。   


(2006/09/30 〜 2006/08/26)


  [405] 夜、 2006/09/30 

人見記念講堂で高橋幸宏。
ソロツアーは何と8年振り。その間ビートニクス、スケッチショー等々動きはあったものの、ソロに一番思い入れがある者としてはこの日を迎える意識も全然違う。

入場すると前座のMiyauchi Yuri氏の演奏が始まっていた。Mac(PowerBook)から流れる(エレクトロ)ニカなリズムシーケンスにギターでアコースティックなメロディを重ねていく。全体像を掴む前に終わってしまったが、背後に投影されるご自身で撮ったと思しき映像(公園の全景をゆっくり回転させながら撮る中に細かい編集の妙やちょっとした小ネタを挿入)も含め牧歌的かつコミカルな印象。

次にHER SPACE HOLIDAYという3ピースバンドが登場。今回のライブは幸宏氏の新作で共演したアーティスト2組(本来は3組登場する予定だった)のステージとソロライブの組み合わせ。dは女性、bは男性(黒人)、g/voは神経質そうな痩せ眼鏡で両腕にびっちり入れ墨が。こちらもPowerBook使用で流麗なストリングスとパーカッション的なビートが鳴っており、そこに初期衝動の固まりのようなギターと、ハードロックでも今日びこんなドカドカ叩かんだろというドラム、鼻唄混じりな感じだが上手くない(笑)ベースが重なる。今回のライブに恐らく求められるものとの乖離(この手のバンドがこの会場で見られること自体稀)故か、総じてドン引き或いは唖然としているように見える。端で見ているとそこがまた可笑しいというか寧ろ痛快ではある。

次はスティーヴ・ジャンセン。幸宏氏の20数年来の相棒。今回はVoを携え自身のソロを披露。メロディはやはりPowerBookで流し、時折ドラムパッドを叩いてビートを紡ぐ。低く抑揚の無い声で歌うVo氏は一瞬、実兄デヴィッド・シルヴィアンを連想したりもする。個人的にはとても好感が持てた。

そしてようやく幸宏氏。弦モノを高田漣(ペダルスティール、マンドリン?、エフェクター類)と高野寛(ギター、コーラス)に任せ、時折権藤知彦氏がユーフォニュウムを吹く以外全てMacに連動させている模様(ジャンセンの時もそうだが、常に音に同期した映像が流れる)。ドラムも見たかったなあと正直思うが、スケッチショーや新作の内容からこういう感じになるのは想像が付いており驚きは少ない。本編は新作メインで一部他の作品からの曲も聴けたが、全て新アレンジになっており違和感は無い。でもまあCueが一番盛り上がるかなあ(笑)。このスタイルが悪い訳ではないけど、生音主体のライブに慣れているとその場で演奏しているにせよ何だかカラオケで歌っているような妙な感覚があり、盛り上がりのポイントが分かりにくいのだ。こんな近いのにテレビで観てる感じ。スタンディングなら違和感は少ないと思うが、3時間近く立ってるのもオッサンには厳しい(苦笑)。久々のソロだし、そういうことはアーティスト本人が一番理解しているのか、アンコールは、アレンジは変わっているものの"DRIP DRY EYES","MURDERED BY THE MUSIC"って一気に変わり過ぎ(笑)"DRIP..."は本人が歌うのは個人的には初めて見たような気がする。"MURDERED..."は今まで聴いたアレンジの中で一番オリジナルに近いか?

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  [404] レコードを 2006/09/23 

買うとき困るのは、同じ作品に複数媒体が存在する時かも知れない。
カセットとアナログとCD、とかそういうのではなくて、同じCDでも「紙ジャケ」「リマスター」「ボー(ナス)トラ(ック追加)」という要素が斑に存在することが意外にあるのが悩ましいというか。

現行版が紙ジャケ+リマスター+ボートラなら問題ないのだが、かたや紙ジャケ+リマスター、かたや旧マスターだがボートラ付とか、あと、リマスターでもアーティスト本人立ち会いか否かとか、新マスターvsオリジナルマスター復刻盤の比較とかいろいろな要素が絡み合わさると、だったら全部纏めたBOXセット作ってくれと言いたくなる。個人的にはミックスやマスタリングの違いは重視していなかったのだが、吉田美奈子『吉田箱』での"BELLS","DARK CRYSTAL"等における素人にも明らかな音像の違いは、斬新だと感じる反面、旧盤も捨てられないと思わせたものだ(吉田箱はジャケット簡素化とか他の要素も大きいが)。今月号の『ミュージックマガジン』に、Scritti Politti"Cupid & Psyche 85"はJP/US/UKで曲単位にミックスが異なるという記事をみて、ふとそういうことを考えた次第。

夜、自由が丘で相方、N崎さんとカラオケ。
青山陽一「最後はヌード」「難破船のセイラー」が遂に配信されたので動作確認(笑)のつもりで挑む。
で、検証結果だが、もっと音がショボいかと思ってたら割にちゃんと作ってあって感心。特にギターソロの入れ方など、脳裏に焼きついている(笑)オリジナルをちゃんとトレースしているように感じられた。メガネミュージシャン特集でも何でも良いので、これを切っ掛けに今後も「ライオンとパール」とか「Hank Willsonの遺言」とかお願いします(何でそれか)。

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  [403] 最近 2006/09/22 

タワーレコードってほぼ毎日Wポイントデーではないか。
無条件の場合と6,000円以上購入時のような期間による条件付けはあるものの、普通この手の店では1回の来店で6,000円以上確実に落すので(苦笑)瞬時に満点になるポイントカードの使い時が難しい。ある時などレジで「Wポイントデーなのでポイントカードは使わない方がお得ですよ」と、得なのはお前らだけだろうよというようなことを言われたこともあり、いつしか期間中カードは使えないと勝手に認識するようになっていたのだが、ある時他の店員に、支払額が6,000円超えればWポイントが適用されるので例えば9,000円以上買っていただいて、うち3,000円をポイントカードで決済されては?という尤もらしいことを言われ「ほお」と感心した覚えがある。後にも先にもその時その店員に言われただけなのだが、要するにもっと買ってということなんすよね(笑)、これ。

"DEADLINES"無限リピート中。
PCのスピーカ(iTunesのイコライジング含め)が駄目駄目で、通勤時iPodで聴いた時の印象にすらギャップがあったため、ラジカセであらためて聴き直す。PCの代わりがラジカセか、というのはさておき、やはり音の伝わり具合が全く違う。というか青山さんの作品でここまで楽器の鳴りとか音のディテールを気にしている自分に驚いたりもする。これは確かに「デカイ音でガツ〜ンと聴いて」みたくなる作品だ。

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  [402] ある程度 2006/09/20 

CD棚が片づいたと思ったら、P-VINEとHMVの在庫セールのお蔭で、新たなお友達が20枚近く増えてしまった(苦笑)。もしアメリカ人が私のような輩ばかりなら、タ○ーレコー○も破産しなくて良かったんだろうなあ(勘違いにも程がある)。

夜、青山陽一"DEADLINES"を買うため新宿タワレコへ。
J-POP「あ」辺りを探していると「青山陽一」欄に1枚だけ刺さっている。決して「1枚しか仕入れてません」然とした佇まいではなく、確実に「既に何枚も抜き取られて1枚しか残ってません」的な雰囲気を醸しだしていた(変な表現)。焦って裏の新譜コーナーを覗く、と2段4面でしっかり面出しされており、何とか相方の分も確保することができた。も、もしかして売れてるんすか?(失礼な疑問)

折角なので他のブツも数点確保しタ○ーレ○ードに貢献、会計を済ませると、先程の「あ」のコーナにN崎さん発見。今日ここで張ってると知り合い遭遇率は高そうな気がする(苦笑)。しかし、N崎さんがCDを買おうと新譜コーナーに行くと、既に面出しには残り1枚。ま、マジ売れてるんすか?(失礼だが素朴な疑問)

ひとまず数回聴いてみたが、これは渋いなぁ。オルガンが全面にフィーチャーされているのがその印象を深める所以か。繰り返し聴くことでじわじわ効いてくる感じ(そういう意味でもファンクではある)で、即効性は薄いのだけど長く愛聴できそうな予感。そして、何よりもこれがライブでどう再現されるのか、早く観てみたい。

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  [401] 上野の 2006/09/10 

東京芸大で"芸祭"。
例によって相方の所属するジャワガムランクラブの演奏を観に行ったのだが、とにかく暑い。残暑というか揺り戻しというか、今日ばかりは現地に着くまでに倒れて死ぬんじゃないかと本気で思った。

20分ほど前に到着、いつもの場所(観覧場所の最後列)でビデオの設置をしていたら、今回は場所が確保してあるという。いつもの場所から一歩前の、観客席のど真ん中ではあるが、確かに一歩前な分演奏者の動きは明確に録れる。が、その分見切れる範囲も広くなる。結局、両端は演奏者さえフレームに納まれば良いかと勝手に諦める。

これまた例によって演奏に関する感想は書けないのだが(詳しくないし)、事前に聞いていた印象ほど酷くはないと感じた。終わってからあらためて演奏者に聞いた限りでは、想像以上に酷かった(笑)そうだが、そう言われても何がどう間違っているのか分からない。ただし、恐らく間違った、もしくは自信がないであろう部分は、人によってはそのような表情になるので、それさえ誤魔化せれば誰も気付かないのではないか(そんな適当な)。

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  [400] 夜、 2006/09/07 

吉祥寺MANDA-LA2でLonesome Strings。
ロンサム自体ライブを観るのは青山さんとの共演以来と思うが、今回は中村まりさんとの共演ということで俄然期待も高まる。何のきっかけで彼女を知ったのか覚えていないが、"Seeds To Grow"というアルバムが猛烈に良くて、いつかライブを観てみたい、と思いながらも積極的に追うわけでもなく今日に至る。フォーク、カントリー、ブルースの要素が今時珍しいくらいストレートに詰まっているというか、音だけ聴いてると正直何年の作品か分からない(笑)。そんな彼女がロンサムと組むなら観ない手は無い。
[関連Link]

開演ギリギリに入場すると(吉祥寺遠い!)既に席は埋まっていて、最後部の通路で壁にもたれて観ていたら店の人が椅子を持ってきてくれた。年なので(苦笑)そこからは座って観ていたのだが、中盤の中村さんを交えてのセットでは思わず立ち上がり見入ってしまった。まあ最初は「あのCDで聴いていた声が!」という衝撃が強かったのだけど、冒頭数曲アコギ1本で演奏していたのだけど、だんだんその佇まいに引き込まれていく。馬鹿みたいな感想だが、凄ぇ、ギター上手ぇー、とか、お〜、とか、う〜、とかそんな感じの言葉しか口をついて出てこない(笑)。私の近くのロンサムの常連?と思しき酔っぱらいの客達(笑)も同様に圧倒されていたようだ。ロンサムとの共演も相性抜群で、このまま共演ツアー回ってくれたら追っかけるなぁとか、もうそういう感想しか出ない、本当に。ロンサム単体の演奏もいうまでもなく素晴らしいもので、オリジナルもさることながらキャロル・キングからキース・ジャレット「ケルン・コンサート」まで咀嚼する懐の深さに、ただただ圧倒。

ここのメンバの2/4が元Bluemountainsのメンバなんだよなぁとふと思っていたら、終演後、すぐ近くに客としてきていた青山さん発見(笑)。時計は22:30を過ぎていたのと空腹に勝てず、挨拶もせずにそそくさと退場してしまったが、ライブが素晴らしかったのでまあいいか。

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  [399] 夏休み最終日。 2006/09/03 

南青山マンダラで青山陽一ライブ観戦。
名古屋⇒大阪と続いたママラグ田中さんとのアコースティックツアー最終日。1週間開いたことでのテンションの低下もなく、ソロコーナーのセットリスト大幅変更という嬉しい誤算も。とはいえ、大阪ではゲストの多さ故あまり披露されなかった二人のセッションもたっぷり用意されており、さながら総集編といった趣。まあ見方を変えれば、クラプトン来日記念の感もあったのだけど(笑)。
例の如くセットリストはこちら。
[関連Link]

余談だが、田中さんのソロセットの時、未発表曲を演奏する前振りで、高校時代に作った曲です。もう10年位前になりますかね、みたいなことを言ってて(確かにそうなんだけど)、瞬間、観客(の一部)が低くどよめいていたのが印象的だった(笑)

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  [398] 休みだから 2006/08/30 

映画でも観るか、ということで銀座シネパトスへ。
平日とはいえ世間は夏休み。まあ子供が観るような映画じゃないから流石にこの時間(14:30位)は空いてるだろうとチケット売場に行くと、整理番号(80番台)が気になるもののすんなり買えた。が、30分ほど時間を潰し集合時間に戻ってくるととんでもない行列が。。結局番号順(10番刻み)で案内されるまで20分以上地下通路で待つ羽目に。

劇場名で何を観たか見当は付くと思うが(別に伏せる意味もないけど)、イッセー尾形(これで分かりますね)が非常に好演していて、何だか先週見た芝居の延長のような雰囲気もあった(桃井かおりとのシーンなどまさに!)。そういう意味では相手とコミュニケートしているようなしてないような感じはこの主人公にも当てはまるのかも。話題性や怖いもの見たさ?みたいな部分が先行しているが、そういうところを抜きにしても(抜きにするの難しいけど)良い映画だと思う。全体に、何だか古いホームドラマを観るようなゆるやかな時間が流れていたのが印象的。

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  [397] 夏休み2日目。 2006/08/27 

今日くらい名古屋らしいものを食うかと思ったのだが、チェックアウト時間と店の開く時間が微妙に開いてしまい、無駄に外に居ると体力を消耗するだけなので逃げるように近鉄特急へ。

難波到着後、挽回するかのようになんばWalkのうどん屋で丼もの+素うどんを食し、そのままアメリカ村のタワレコ心斎橋店へ。今月いっぱいで閉店する(難波店に集約される)そうで、学生時代ここも含めアメ村に世話になった身として最後の姿を拝んでおきたかったのだ。厳密に言うと私にとってのタワレコは、ここじゃなく南街会館B1の大月タワーレコードなのだけど。ANATAKIKOUのインストアなど目もくれず(笑)上階のクリアランス会場へ。1時間ほど見回って収穫は1枚。自分にしては少ないが、輸入盤新品が350円というのは素敵過ぎる。開演まで時間があるので大国町の常宿にチェックイン、異様に落ち着く(笑)。

開場に間に合うよう梅田シャングリラへ。この店は初めてだが、近くに以前新年会で来た梅田スカイビルがあり、あれから数年経っても変わらぬ周辺との温度差のようなものをあらためて実感。USJ周辺も確かこんな感じだったか。整理番号が後ろだったことを忘れており(苦笑)結局名古屋と大差ない場所に落ち着く。客の入りも開演が近付くに従い増えていく感じで、始まるころにはやはり立見も出るほどだった。こちらのセットリストも以下を参照していただきたい。
[関連Link]
元ラリパパの2人をゲストに迎えるということもあり名古屋とは雰囲気がガラッと変わっていたが、ゲストが多い分各人持ち時間も少なかったので、じっくり聴いてみたかった人には消化不良だったかも。青山さんの内容に関しては個人的には大阪の方が良かったと思う。ラリパパ勢に刺激されたかなかなかパワフルな演奏。最後は出演者全員+事務所社長、というか元ハックルバックの林敏明氏もセッションに参加する一幕も。これはこれで大阪らしい展開。

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  [396] 夏休み初日。 2006/08/26 

恒例(笑)の青山さん行脚のため名古屋へ。
名古屋、大阪と2日にわたるので各地で宿を確保。超過分を「ぷらっとこだま」で足代セーブしてみた。高速バスや18きっぷなど手段は他にもあるが、体力が温存できないとオッサンには厳しく、楽して動ける最低限で設定。品川〜名古屋間が160分程で8,000円弱なら時間のやり繰りできる範囲としては十分安い。

会場(得三)に直接向かうつもりだったが、開場まで時間が空いてしまうしこの蒸し暑さに既にどうにかなってしまいそうだ。宿は栄にあるので、荷物を置くついでにチェックインも済ませてしまう。テレビ塔前の雑居ビル上層にあるそのビジネスホテルは、外の騒々しさからは考えられないくらい静か。部屋は安かろう...だが、風呂もあるし空調も効いてるし、何より無線LANが使えるのが嬉しい。

開演30分前に入場。売り切れてなかったしまあ余裕だろうと甘く見ていたが、既に殆どの席が埋まっていた。立見もでていたようなので大盛況と言えるが、ギュウ詰めという感じではなく非常に快適に観る事ができた。セットリストは例によってこちら。
[関連Link]
弾き語りは楽曲そのものの良さが引き出される、という意味では青山さんはもちろんのこと、ママラグ田中さんの演奏により惹かれるものがあった。特にボッサ調にリアレンジされた数曲が、あの鼻にかかった甘い声に良く合っていた。バンドより寧ろ一人になって良かったんじゃないか、というのは言い過ぎか。

名古屋らしいものを食うでもなく近くのコンビニで弁当買って宿へ。チェックイン時も気になっていたが、どうもこの周辺(Central Parkというらしい)で24時間TV関連のイベントをやっているらしい。どうりで「黄シャツ」な人がいっぱい居る訳だ。それと同じくらい「よさこい」な方々を見かけたのは謎だが。

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