こういうタイトルだったんですね（笑）
取り急ぎ青山さん出演部分のセットリストを。
2006.01.14(Sat)18:30〜@アサヒ・アートスクエア（浅草）
出演: Coil(Gt:鬼怒無月/Ba:早川岳晴/Key:中山努/Dr:田中栄二)
Guest: Gt:青山陽一/Gt:白井良明/Gt:松田肇
青山さんが参加したのは、各ゲストと共演するコーナー（2曲）と、ゲスト全員が参加した本編最後およびアンコールの計４曲。
新しいストラトも大活躍でした。
（ゲストコーナ−）青山さんはEg,Voで参加
・「泣きたい気持ち(Had To Cry Today)」(Blind Faith"Blind Faith"'69)
・Ain't That Loving You(Bobby"Blue"Bland "Here's The Man!!!" '62)
（本編ラスト）全員で（青山さんと白井さんVo.）
・「政治家(Politician)」 (Cream"Goodbye" '69)
（アンコール）全員で（鬼怒さんVo.）
・Killing Floor(Howlin' Wolf "The Real Folk Blues" '66)
このセットを見ただけでも、非常に青山さんに好意的な雰囲気だったことが想像できると思います。
同世代（鬼怒さんは'64年生）のギタリストとしてお互い惹かれるものがあったんでしょうか。今後の展開（あるのか？）も期待出来そう。
Coil、私は初めて観ましたが、強烈ですねえ。
"Red"辺りのキング・クリムゾンやソフトマシーンなどの雰囲気も見え隠れする変幻自在の超バカテクバンドですが、
こんな猛者にブルースを演らせる青山さんって一体（笑）
しかし、この日一番のハイライトはムーンライダーズ白井良明さんでしょう。
まさか"WANDERERS"（「カオスでいこう！」('92)収録）がここで聴けるとはと！いう衝撃もあったのですが、
初共演とは思えないくらいCoilと息があっていて、次に演った"Winds Of The Light"(鬼怒ソロ"Wild Life"('05)収録)に至っては、
奇しくも演奏前に鬼怒さんが言っていた以上にオールマン・ブラザーズな濃厚なジャムセッションが繰り広げられました。
場所が浅草ということもありますが、まさに「ニューイヤー・ロックフェス」と呼ぶにふさわしいイベントでした（笑）