「キリンジのホリゴメラジオ」再録

2000.02.02(Wed) FM群馬 on air分

兄:堀込高樹
弟:堀込泰之
青:青山さん


弟:えー、キリンジのホリゴメラジオ、今日は何と青山陽一さんをゲストにお迎え   しました。 兄:どうも! 青:どうも〜 弟:はじめまして、ぐらいの感じですかね? 青:そうっすね。 弟:挨拶は、したことありますよね? 青:あります、かね。 兄:全て「風待ミーティング」絡み(笑) 弟:(笑)そうそうそうそう。 青:(笑)そうです。 兄:リハーサルでちょっと、「あ、どうもどうもどうも!」っつって(笑) 弟:丁度帰るときにね、擦れ違って。 青:あ、そうっすね。その後僕のリハーサルだったんだよね。 兄:で、本番の、10日の日に、僕あのぉ、観に行ったんすよ。 弟:あ、次の日。キリンジが出た次の日にね。 兄:で、打ち上げも出て(笑) 青:ちらちらと。 弟:いいなぁ〜 兄:で割と酔っ払った感じで(苦笑)。お喋りしたんすけどね、あんまり覚えてない。 青:そうすね、僕もあんまり覚えてないかも知れない。 弟:ふふふ。 兄:僕ちょっと失礼なこと言ったんじゃないかと思って 青:いやぁ、ばっちりですよ。 兄:大丈夫っすか(笑)。 青:「ばっちり」って何がばっちりなんだか(笑) 兄:あの、割とほら、キリンジを聴いている人も、青山さんを聴いてる人が結構   多いんですよ。 青:はぁ〜。 兄:音楽的にもそんな遠い感じは、僕は感じてなくて、 弟:うん。 兄:対バンとかあるかなあと思ったら、全然無いんですよね(笑) 青:ああ〜 兄:以外となかなか、接点が無くて 弟:濃すぎんじゃないの? 兄:え?何が? 弟:濃すぎる、組み合わせなんじゃないの(笑) 兄:(苦笑)そんなことはないよ。 青:あ〜、いやぁ〜、やらせていただけるなら… 弟:でも、やりたいっすよね。 青:うん。
弟:青山さんはですね、1月19日に、ニュー・マキシ・シングル"STARLAB"を   リリースしました。 兄:うん。 弟:聴きましたか? 青:ほい?え〜 兄:聴きましたよ、そりゃあ(笑) 青:いやぁもう… 兄:かっこよかったっすよ。 弟:うん。 青:有難いっす!! 兄:僕この、4曲とも、好きだったんですけど、 弟:うん。 青:ええ。 兄:ライブバージョンが2曲入ってて、 弟:あ、入ってるんだ。 兄:それがね、かっこいいって感じました。 青:ああ、ガサツな。もう…そうすか。 兄:やっぱ勇気要るよね?ライブバージョン入れるのって。 弟:う〜ん、キリンジはまだねぇ…。 青:そうすか。 弟:来年くらいそういうのを出せるぐらいにはなりたいけど。 兄:1月19日といえば、キリンジの「アルカディア」が出る日ですね。 弟:あ!そうじゃないすか。 兄:ヤバいですねぇ。ライバルだ。 青:ヤバいっす。いやぁ…負けたぁ。 兄:ここでこうちゃんと、こう(CDを)面出ししてくれますかね? 弟:ああ〜 兄:仲良く隣合わせとかで(笑)「こいつらは結構近い」とか。 青:(笑)まあ、いやぁ、してほしいですよ、うん。 兄:ま、そういう訳で今日は青山さんに来てもらってるんですよ。 弟:うん。 兄:青山さん、どんどん宣伝してって下さい。 弟:はい。 青:あ、はい、します。 弟:じゃあ1曲目。 兄:(笑)アピールして下さい。 青:じゃぁ…え〜、"STARLAB"、聴いて、下さい。 ♪"STARLAB"、3分程かかる 弟:え〜、青山陽一さんの"STARLAB"を聴いてもらいました。 兄:かっこいっすね。 弟:ベースラインがね。 青:いやいやいや 弟:印象的な。 兄:リズムは今までこういうリズム、無かったんじゃないですか? 青:あぁ〜〜、そうかも知んない。 兄:「あれ?」って思ったんですけど、今回。 青:うん。 兄:あれっすよね?ブルーマウンテンズの、方ですか? 青:そうです。ベースは青木孝明君といって、あの、本来ギター弾いて歌歌ってる   シンガーソングライターなんですけど、 兄:あ、そうなんですか。 弟:ふ〜ん。 青:あの、ベーシストがあんまり、知り合いがいなかったんで(笑)お願いして   やってもらってるうちに、何か、ベースに目覚めちゃった 弟:あ、そうなんですか。 兄:メンバー結構いろいろ楽器、出来る方多いですよね。 青:そぉっすね。あのぉ〜、キーボードの人はトロンボーン吹いたりとか 兄:あと、スティールギターとか 青:ギターの人もあの、スティールギター弾いたり、あとスティールパンやったり   とか、いろいろ、持ち替えが、多いですよ。 兄:そういうの、いいねぇ。 弟:いいねえ。 兄:レコーディングとかって、あれです?何か聞くところによると、 青:今回はプロデューサーの鳥羽君の、 兄:カーネーションの鳥羽さんですね、ギタリストの 弟:あ、はいはい。 青:はい。要するに、4リズムは普通のスタジオで録って、で、ダビングをその、   鳥羽君の実家のスタジオで、スモール・タウン・スタジオで。 兄:あれですか、ええと、ベース、ギター、ドラム、 青:結局、ベース、ギター、ドラム、キーボードを含めた4人でまあ、一応リズムを   録って、でまぁその後、ちょいちょいと、重ねていっちょあがり、みたいな(笑)   さっさとやってしまう感じなんで。
弟:さて、青山さんの今後の予定ですが(笑) 兄:はい。 青:うん、え〜、アルバムが2月に、2月23日に出ますね。 兄:メジャーとしては、一応セカンドですか。 青:一応、ええ。 兄:タイトルは何でしょう? 青:タイトルは、『EQ』、というね。抽象的な。 兄:この『EQ』は、どういう意味ですか? 青:これはでも、イコライジングEQだったんですけれどね、 兄:はい。 青:まあ、いろいろ、付けられるかなと(苦笑) 兄:(笑) 弟:他にこう、当てはめてくれと。 青:まあ、考えて、楽しんで下さいってういうか(笑)。 兄:ヒックスヴィルの真城(めぐみ)さんとか、入ってますよね 青:あ、はい。入ってます。 兄:さかなのVo.の方も 青:あ、そうっすね。これは、あの、凄い僕がファンで、是非ってお願いして。 兄:アルバム、前より(聞き取り不明)って印象としてあったんですけど、どうして   なんですか? 青:まあ、あの、明るくしようとは思ったんですけどね。 兄:あと、歌詞も、何か、あれっすね、ユーザーフレンドリーというか(笑) 青:ユーザーフレンドリー(笑) 兄:そういう感じが僕はしたんですけど。前のアルバムよりも。 青:ああ、そうすか。分かりいい気がしましたか。   イメージがあまりとっ散らからないように、した方が、ま、いわゆるユーザー   フレンドリー(笑)かなっていうのは、ねえ。ん〜、もうほんっとうにねえ、   どうしていいか分かんなくってねぇ、 兄:(笑)どうしていいか分からない? 青:いゃもう、キリンジの歌詞とか参考にしましたよ。 兄:(笑)いやいや、そんな、やめて下さい。 青:マジで。 兄:いやいや。 弟:で、そのアルバムの発売を受けてですね、ツアーがあります。 青:はい。え〜 兄:その告知を(笑)、宜しくお願いします! 青:分かりました。えっとぉ、インストアライブってのが結構、沢山あるんですけど、   え〜っと、2/25VMS福岡店、2/26TR熊本店、というのもありますね。 兄:それだけですか? 青:え〜、あちこち、全国津々浦々、え〜、インストアはその他沢山あります。   それから、後はバンドのライブツアーですね、これが、4/4名古屋のクアトロ、   5日が心斎橋のクラブクアトロ、4/10が渋谷のクラブクアトロと。え〜、これは   いつもやってるブルーマウンテンズというバンド名義でやるライブですね。 兄:じゃ、もう1曲聴きましょうかね? 青:はい。 兄:"STARLAB"というマキシシングルから、 青:これはアルバム未収録の曲なんですけど、"FRIDAY RIDER"ってやつを。 兄:はい。 青:聴いて下さい。 ♪"FRIDAY RIDER"、2分程かかる (CM) 兄:えー、キリンジのホリゴメラジオ、今日は青山陽一さんをゲストにお迎えして   います。 弟:はい。 兄:後半は、楽曲の良さは音楽シーン1、2を争う、青山陽一さんに 青:ククク。 兄:「青山さん、ちょっといいですか?」と題して、青山陽一さんが今お気に入りの   アレンジャーやアーティスト達を訊いてみましょう、 弟:うん。 兄:という風にあるんですが、あまり気にしないで下さい。 青:(苦笑) 兄:普通に音楽の話を、するというコーナーだと思います。 青:うぃす。 兄:青山さん、レコードとかって、結構買う方なんですか? 青:う〜ん、買いますね。あのぉ…買いますよ。あのぉ〜1,000円以下の奴とか(笑) 兄弟:(笑)あ〜 青:レコードっていうか、あの、あんまりアナログ、もう買わないんですけど、 兄:え?CD? 青:CDが多いっすね。うん。アナログ、買わなくなっちゃいました。あの、レコード   プレイヤーが、繋がってないんですよ、最近。 兄:あ、そうなんですか。   あと、あれですよね、ちょっと僕気になったのは、去年、イベントでハース・マル   ティネスとジョン・サイモンとジョン・ホールと、 青:へいへい。 兄:楽しいイベントに出られたという。 青:そうですね、いやぁ〜 兄:これ何でしたっけ?ウッドストック? 青:ウッドストック、えー、何とかかんとかウッドストック? 弟:ライク・ア 青:ライク・ア・ウッドストック 弟:ですよね。 兄:何で君、知ってるの(笑)?青山さんを知らないのに。 青:ウッドストックのような(笑)、みたいな(笑)。 兄:ウッドストックってあれですよね?あのイベントのウッドストックじゃなくて、   音楽を作るウッドストック 青:う〜ん、その、まあ、どっちかっていうと、きっとねぇ、やっぱりその場所柄の   ウッドストックの方でしょうねえ、やっぱり人選を考えても、実際そこに住んでいる   人達が多い。 兄:あと、何でも、ジョン・ホールにギターを貸したとか。 青:あ、そうなんですよ。ジョン・ホールのギターが壊れちゃいまして、急に電話が   かかってきて、 兄:ストラト、ですよね?ジョン・ホールは。 青:あ、アコギ、その時はアコギだったから、僕のアコギを貸したんですけど。   いやもぅ、ほんとにねぇ、散々、昔コピーしたりしたので、もう…嬉しかったです。 兄:何か最近青山さん、テレキャスからストラトに移行したという話を。 青:あぁ、…うん、何となく。 兄:何となく(笑) 青:もう長年、テレキャスずーっと使っててちょっとね、周り見るとテレキャスが   多いんですよね、妙に最近。 兄:あ、そうですか。 青:最近多くないですか?テレキャスター使ってる人。 弟:あ、多いかなあ。 兄:君もテレキャスター、 弟:俺もテレキャスターだから。 兄:白の。 青:何か、そう、案外ストラト弾いてる人、僕の周りにいないんですよ(笑)で、つい。 弟:あんまりいないんじゃないの?最近、ね?何か。 青:王道すぎちゃって、みんな使わないという。 兄:ちょっと難しいんだよ、ストラト。見え方として。 弟:ああ(笑)見え方とか。音はでも新鮮じゃないすか、割とね。 青:だから、ちょっと変な色のストラトなんですけど、買っちゃいまして、安いやつ。 兄:何色ですか? 青:何か、水色みたいなやつなんだけど(笑) 兄弟:(笑) 兄:あと気になったんですけど、アルバムを聴いて、結構チャド・ブレイクとか   ミッチェル・フルームとかお好きなんですか? 青:ちゅうかねえ、ロス・ロボスが(笑)とにかく好きなんですね。 兄:ああ、いいすねえ。去年出たアルバムはどうでしたか? 青:や、もう…大好きです(笑)とにかくあの声とギターが、メチャメチャ好きだという。   あの、デヴィッド・イダルゴって人の。 兄:「ラ・バンバ」演ってたバンドだって、知らないからね。 弟:誰が? 兄:ロス・ロボスが(笑) 青:え?それって、いろんな人が? 兄:違うバンドだって思ってるんじゃないですか? 青:あ〜、そうか。 弟:うそ、そのイメージの方が強いんじゃないの?「ラ・バンバ」って。 青:「ラ・バンバ」ねぇ。「ラ・バンバ」がロス・ロボスの曲だって思ってる人も   結構いますね。 兄:ああ。あれ、カバーなんですよね。   さぁ、こんな感じで「ラ・バンバ」で(笑) 弟:(笑)最後は「ラ・バンバ」でいいの? 兄:最後は「ラ・バンバ」でいいんですよ。「ラ・バンバ」はロス・ロボスの曲じゃ   なくって、リッチー・バレンスのカバーだという話で。 青:飛行機で死んだ人ですよね。 兄:そうですね。っていうことで、もうそろそろ、ちょっと残念なんですけど、お時間に   なってしまいましたんで。 青:いやぁ…残念だぁ。 兄弟:(苦笑) 兄:また来て下さい。 弟:ねえ。 青:そうすねぇ。 兄:何か、言いのがしたことありますか? 青:えっ? 兄:これだけは宣伝していこう、最後に。 :えっ、えっ、○×△□。   …『EQ』、聴いて下さい。キリンジと合わせて。 兄:さあ、こんな感じで、最後にもう1曲聴いてお別れなんですけど、何をかけますか? 青:えーっと、これは2月に出るアルバムの1曲目に入っている"Quick Talk"って曲を、   いって下さい! 兄:え〜、今日はどうも、有難うございました! 青:有難うございました。 弟:有難うございました! 『EQ』から"Quick Talk"2分程かかる(途中フェイド・アウト)
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