『青山陽一が選ぶ、'97年間ベスト5』

青山です。

今年は自分のアルバムの制作などに追われていたため、あまり新譜をまめに
買うようなことがなかったし、買うとしても1000円以下の中古CDとかばっかり
だし、映画とかも全然見てないし(行ったのは「フィフス・エレメント」と
アキ・カウリスマキの「浮き雲」くらい)、なかなかむつかしいんですが、
やってみましょう。


1997年のアルバムBEST5

1. JEB LOY NICHOLS/LOVERS KNOT
2. PHISH/SLIP STITCH AND PASS
3. CAETANO VELOSO/LIVRO
4. BILL FRISELL/NASHVILLE
5. BOB DYLAN/TIME OUT OF MY MIND

番外 LED ZEPPELIN/BBC SESSIONS


てなとこですか。1.は国内発売はされてないけどなかなかGOODなSSWもの。 ボビー・チャールズにエリック・アンダースンを足したような、しかもなんだか 今っぽい感じもするアルバムでおすすめ。 あと、今年はとうとう、大昔から大嫌いだったLED ZEPPELINにはまってしまう という記念すべき年となってしまいました。去年のCOLOSSAL HEAD旋風のあと、 ひょんなことから「LED ZEPPELIN II」を聴いてしまったところ、なんとこれが 大変キモチイイ。で、噂のBBCまで入手してしまったら、これがまた良い良い、と なってしまったワケですよ。おそるべきCOLOSSAL HEAD効果。 でもって全然今年発売ではないが新譜以上に良く聴いたアルバムBEST5

1. LED ZEPPELIN/II
2. JIMMY ROGERS/CHICAGO BOUND
3. ELMORE JAMES/THE SKY IS CRYNG
4. THE ALLMAN BROTHERS BAND/THE FILLMORE CONCERT
5. SAM COOKE/NIGHT BEAT


自分でもなんだかなー、という感じですが仕方ない。 日本人ものに関してはいつもそうですが、まるっきりノーマーク。テレビを見ても ラジオを聴いてもどれもなんだかさっぱりピンとこないのでした。 UA、SAKURAのシングル曲をラジオで聴いて(仕事がら日中J-WAVEを聴いてることが 多い)、いいなーと思った程度。おっと、五島良子のグレイトなアルバムを忘れては いけないが自分も係わってるし。あとはグリーディー・グリーンも素晴らしかった ですが、自分で購入したものは一枚もないというオソマツ。 次はライヴ。これもほとんど行ってないに近いですが。


1. LOS LOBOS(1月、渋谷クアトロ)
2. CAETANO VELOSO(7月、ラフォーレミュージアム六本木)


このふたつに尽きますね。とにかく。1.は96年にニューヨークでも観たのですが、 そのときはやらなかった「LITTLE JAPAN」クリームの「政治家」 などが聴けたし、 なによりもど真ん中最前列のかぶりつきでイダルゴのギターの直撃を受けることが できて感激(それって変態?)。ほんとに夢にまで見た2.もとんでもなく美しく、 スケールのでかいライヴでしたね。 てなことでひとつよろしくです。