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夏休みだからか、相鉄線は混み合っていた。ぼくの前に坐った女の子は先ほどから念入りに化粧を直している。ファンデーション、マスカラ、口紅。仕上げは髪のようで、真剣な顔つきで鏡を覗き込んでいる。目を移せば、優先席でメールチェックに夢中になっている女の子もいた。彼女はきっと日本語が読めないのだろう。その隣では『東京 夜おまかせガイド』と大きく書かれた雑誌を四十代と思われる男が開いている。
どうにもならない違和感を覚えながらもう一度窓の外に目をやったところで、電車は横浜駅にすべり込んでいった。
岡田屋モアーズの前では「24時間テレビ」の募金活動が行われていた。その周りには、いつものように待ち合わせの人たちがそこここに固まっている。五時にはまだ早い。ぼ〜っと立ちつくしていたら、風が吹いてきた。かすかに秋を感じさせる風だ。ようやく秋が来るのかなあ、などとのんきに考えていたらPHSが鳴った。じゅんのさんだ。既にみんな揃っているらしい。あわただしく自己紹介をしてから店に向かった。
店に入ってからあらためて話に出たのだけど、久しぶりにオフ会らしいオフ会だった。参加者はanko、GTA、シュウ、じゅんの、セージュ、哲、ぷーさん、mana、youの九名(五十音順、敬称略)。
印象的なひとこと。
「『ジャンプ』から入ってきた新参者は黙ってなさい」
「好きでもない女と毎週日曜日に会うのはどういうこと?」
「もりた・りゅうじはやばい(おもしろい)」
「あの初期の著者近影があれば不良系の読者をとらえられるのに」
「蒲田を舞台にされた時点で冷静には見られませんよ」
ぜひその場で聴いてほしい会話の数々。
「あの作品の主人公は××(自主規制)さんですよ」
「あれはずいぶん着色されてて……」
「脚色、脚色」
「あ、脚色」
「なんで横浜で迷子になるかな? 目印がふたりもいるのに」
「ちゃんと目印にしてたんですよ。でも見失っちゃって」
「××(自主規制)をずっと使っているけど、問題ないんですよ」
「そうなんですか」
「いまはエロサイトだらけらしいけど、興味はないし」
「ないんですか?」
「ないということで」
二次会は既に恒例となっているカラオケに。いつもどおり曲目と歌った人(仮名)だけ書いておきます。
「スニーカーぶる〜す」A
「イノセントワールド」B
「恋人も濡れる街角」C
「メロディ」D
「十戒−1984−」E
「fragile」F
「イケナイコトカイ」A
「夏色」D
「勝手にしやがれ」C
「あどけない君のしぐさ」G
「雨」E
「桜坂」D
「No Apology」A
「夜空ノムコウ」全員
三次会はおでん。一般的な「こんにゃく」「大根」「はんぺん」を頼むか、「竹の子」「ちくわぶ」を頼むかで人間性が問われるというような話もあったような気がしますが、残念ながら酔っぱらっていたようでよく思い出せません。まあ、こういうこともあるよね。って、開き直っていてもしかたないので、憶えている人はお知らせください。
最後にひとこと。文責はすべてGTAにあります。ご意見、訂正、お叱りのメールは gta@y7.net までお願いします。
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