まんが図書館


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 小説も漫画も好きだし、「少年漫画」「少女漫画」などという分類は気にしていません。そんな私のおすすめする漫画について、いろいろと話をしていきます。


 このページのバックグラウンドは「Eternal」のあみさんに著作権があります。 






99/01/02

「愛をあげよう」6巻 ともち (スコラ)

 昨日、数カ月ぶりに更新したページを次の日も更新するというのはなかなか嬉しいことです。ま、こんなこともあるよね。

 ともちさんの本を紹介するのは初めてではないと思うんですが、過去の「まんが図書館」を調べていないので何とも言えません。この「愛をあげよう」は、いまのところ彼女のいちばん長い連載になっています。テーマは「家族」。考えてみれば、昨日も同じテーマの本を読んだっけ。

 驚くような事件も起きずに「日常」を描いているこの物語を私が読み続けるのは、やはり登場人物たちの温かさに惹かれるからでしょうね。


「ケンとエリカ」 江口寿史 (マガジンハウス)

 昨年、古本屋で江口さんの「すすめ!パイレーツ」の2巻から最終巻をまとめて手に入れました。1巻がないせいか、やけに安かった。その後、あちこちを探しているけれど1巻は見つかりません。このまま、一生読めなかったりして。

 とまあ、よけいな話をしていますが、「ケンとエリカ」です。この本は、「BOXERケン」(週刊ビッグコミックスピリッツ連載)と「エリカの星」(Weekly漫画アクション連載)を併せて単行本化したものです。
 江口さんが描く漫画なら何でも好きなんですが、それにしても連載はないし、本は出ませんからね。この本も新刊で出たのを見逃していたようで、古本屋で買いました。
 いちばん笑ったのは「あとがき」、と書いたら叱られるかなあ。


「赤とうがらし物語」 槇村さとる (集英社)

 神田の古書店街の裏道に1軒のカレー屋がある。店の名は「赤とうがらし」。そこを舞台に繰り広げられるアットホーム・コメディ……というのが本についている紹介文なんですが、そんなにコメディかなあ。槇村さんの描くお話は、たしかにどれにもほほえましいエピソードが盛り込まれているけれど、読み終わって自分を見つめることになるものばかりだと思います。
 このお話を読み終わったときも、いろいろと考えましたよ。




99/01/01

「ライン」1巻 西村しのぶ (講談社)

 おお、もう……というのもそろそろ飽きたのでやめときますか。あ、下でも「空しくなってきた」とか書いてますね。う〜ん、年を越してもそうそう人は変わらないということかな。

 西村しのぶさんの本はなかなか新刊が出ないんですが、これは夏に出たものです。ずっと積んだままになっていたのをようやく読みました。
 こんな風に恋をすることは私にはできないと思うけれど、憧れてしまうんですよね。シンプルに生きているというか、無駄なことに関ずらわっていないというか。あ、同じことだ。

 



98/09/23

「白のファルーカ」全8巻 槇村さとる (集英社)

 おお、もうひと月も経っている。なぜこうも時が過ぎるのは早いのか。……書いていて空しくなってきたので、このてのお遊びはここまでにしておきましょう。

 さて、またも槇村さんの本を読みました。それもいわくつきの「白のファルーカ」です。「日々の思い。」にも書きましたが、全8巻そろえて買ってきて「さあ、読むぞ」と読み始めてみたら、2巻のカバーをかぶった3巻が紛れ込んでいたという……。古本屋さんで探すのにも疲れてしまい、とうとう2巻は新刊で買いましたよ。
 夜中の1時過ぎから読み始めて、読み終わったいまは午前4時です。お話自体は「スケートもの」(そんなジャンルあるの?)ですが、そこに槇村さんらしいエピソードが散りばめられていました。私はこの人の描く物語を読むと、必ず自分の生き方を振り返ってしまいます。今回もその例にもれず、いろいろと考えてしまいました。
 やっぱり、自分を隠して生きちゃいけないよなあ。楽しくないし。人の目を気にして行動するのも全然意味がない。そう思いはするものの、なかなか体に染みついた癖が取れないんですよね。何だかんだと自分を縛りながら日々を過ごすのをいい加減にやめないと。また、そんなことを思いました。




98/08/14

「おしゃべり大王(キング)」 米沢りか (白泉社)

 な、何と3ヶ月ぶりの更新です。そうか、そんなに更新していなかったんだなあ。

 今日読んだのはエッセイ漫画(んなものあるんでしょうか)。「こっぱみじんの恋」を「LaLa」に連載している米沢さんですが、その私生活をネタにした漫画と考えてもらえばいいと思います。
 とにかくおもしろい。怪我はしまくる、予言はする。タイ旅行に出かけたと思えばコレラ疑惑を巻き起こす。とてもドラマチックな毎日を送っている気がしますね。私としては「怪我の話」がいちばん印象に残りました。目にシャーペンの芯がささった、というのはこわいよね。




98/05/03

「永遠の野原」16巻(完) 逢坂みえこ (集英社)
「マリオネットジェネレーション」5巻(完) 美樹本晴彦 (角川書店)
「決定版 グラン・ローヴァ物語」1巻 紫堂恭子 (角川書店)
「毎日がアメとムチ」2巻 秋吉くま子 (集英社)
「め組の大吾」12巻 曽田正人 (小学館)
「まっすぐにいこう。」14巻 きら (集英社)
「先生!」3、4巻 河原和音 (集英社)
「るろうに剣心」20巻 和月伸宏 (集英社)
「ののちゃん」3巻 いしいひさいち (ビレッジプレス)
「乙女アトラス」1巻 竹本泉 (学研)
「エル・アラメインの神殿」 星野之宣 (スコラ)
「事件の地平線」 とり・みき (筑摩書房)
「僕のとなり」 名取ちずる (集英社)
「ポカポカのお日様」 名取ちずる (集英社)
「ディスコミュニケーション」11巻 植芝理一 (講談社)
「クレヨンの王様」全2巻 槇村さとる (集英社)
「勝手にしやがれ」全2巻 槇村さとる (集英社)
「おいしい関係」12巻 槇村さとる (集英社)

 いやあ、今日は記録更新の1日でした。まさか、こんなに未読の漫画がたまっているとは。何だかんだ言って、さぼり癖がついてしまったのかも知れませんね。いや、これからはまめに読みますよ。ほんと、ほんと。では、それぞれの感想を。

 「永遠の野原」、ついに最終巻です。この漫画に出会って、あわてて本屋さんに逢坂さんの単行本を探しに出かけたのがもう10年前なんですね。早いなあ。「永遠に変わらないものなんてありえない」「やっぱり僕は永遠を信じてしまいたくなるんだ」このふたつは最後の方に出てくるモノローグですが、うなずきながら読んでしまいましたよ。
 「マリオネットジェネレーション」も完結でした。ず〜いぶんと前から新刊のお知らせが出ては延期、の繰り返しだったので本屋さんで見つけたときはまじまじと見つめてしまいました。お話の方はちょっと消化不良というか、よくわからんうちに終わってしまったような印象を受けました。ブランクが長すぎたんじゃないかなあ。
 「決定版 グラン・ローヴァ物語」ですが、第一印象は「角川らしい商売のしかただ……」というものでした。紫堂さんが過去に描いたものを再単行本化するのはいいんです。でも、そこに数ページの書き下ろしを付けるのはやめてほしかった。それだけのために買う人もいるんですよね。あ、それは私のこと?紫堂さんの描くお話がやさしいだけに、どうもイメージが悪くなる気がします。初めて買う分には嬉しいサービスなんだろうけど。
 「毎日がアメとムチ」は、「ぶ〜け」に連載中のもの。お仕事について考えさせられるところが多いお話でした。秋吉さんがあとがきで書いていましたが、「秋吉さんの絵は人物の手が大きすぎると思います」と書いてくる手紙がわりと多いとか。言われてみると、そうかも知れないなあ。そんなことにも気づかない私は、やっぱり正しい「漫画読み」ではないんでしょうね。物語至上主義だからなあ。
 「め組の大吾」は、いつも「どこまでいくのかな?」と思いながら読んでいます。ほんと、大吾の行動にはどきどきしますよ。落合先生とどうなるかも気になっているんですが、そちらはあまり進展がないもので。これを読んでから曽田さんの「シャカリキ!」(秋田書店)を探しているんですが、なかなか見つからない。新宿あたりまで出かけないとだめでしょうか。
 「まっすぐにいこう。」を読むと、いつも懐かしい気持ちになります。答えのでないことに答えを出そうとしていた学生の頃を思い出すんですよね。
 「先生!」は、2冊もためてしまいました。この連載が始まる前から河原さんには注目していたんですが、このまま連載を続けてもらいたいですね。でも、たまには読み切りを読みたい気もします。この「先生!」も4巻まで来てなごやかな気持ちで読める場面が多いので、切なくさせるようなお話を久々に描いてくれないかな。
 「るろうに剣心」は、もう20巻。でも、テンションは下がりませんね。和月さん自身も「むしろこれからだ!」と言っているので、さらにこれからに期待します。弥彦の成長が楽しみなあたり、私も立派なおじさんかな?
 「ののちゃん」は、朝日新聞連載中の4コマ漫画をまとめたものです。しかし、私は朝日新聞を購読しているのになぜ朝刊でこれを読んだことがないんだ?前にも書きましたが、藤原先生がいいですねえ。こういう人とお友だちになりたい。
 「乙女アトラス」は、竹本さんには珍しく設定がちょっと複雑そうです。竹本さんも「そのせいであとがきに好きなことが書けない」と言っていました。もっとも、そんなことを気にしなくても楽しめるのが竹本作品のいいところ。のほほんとできるお話です。
 「エル・アラメインの神殿」は、星野さんには珍しい物語です。架空戦記物も含まれているし。何と「国辱漫画」というギャグっぽい作品まで。ただ、私はこのての話は星野さんに向いていないんじゃないかと思いました。星野さんにはやはり「SF」「ハード」「シリアス」といった言葉が似合う気がします。
 「事件の地平線」は、実際にあった事件をもとにとりさんがギャグ漫画を描いたものです。時事的なものばかりですが、それでも大して古びて感じないところはさすがですね。米不足のときに描かれた「米」の中で、ミステリーサークルを発見した人が「こっ、米泥棒 !?」と叫ぶところは笑えました。
 「僕のとなり」「ポカポカのお日様」は、名取ちずるさんの作品集です。まず名取さんの魅力は、絵です。この絵がすんごく好きなんですよ、私。名取さんの単行本を集めるかどうか検討した時期があったんですが(本を置く場所がないからね)、最後は何かの表紙に出ていた名取さんの絵を見て決心しました。それから、読んで元気になれるお話ばかりだということも大きな魅力です。今回読んだ中では表題作の「僕のとなり」がおすすめ。
 「ディスコミュニケーション」も11巻かあ。早いなあ。いやいや、近頃来し方を振り返ることが多い荒川です。こんな調子だから生徒に5つも10も老けて見られるのかな?え、それとは関係ない?失礼しました。植芝さんのこの漫画を初めて読んだとき、「いや〜、よくここまで書き込むなあ」と思いました。お話の本筋とは関係ないところの書き込みが尋常じゃないんですよ。また、その内容が昔の特撮ものだったりするところが私の痛いところを突いています。この11巻のお話は中編がふたつと短編ひとつ。「天使が朝来る」がよかったなあ。
 「クレヨンの王様」「勝手にしやがれ」「おいしい関係」と、3連続で槇村さんの描く物語を読みました。絵柄の違いは少しありますが、どれも槇村さんらしいお話だったと思います。あ、「おいしい関係」はまだ連載中ですから過去形で語ってはいけないか。自分に歌の才能がないせいか、音楽を描いたお話に私は弱いんですよね。この中では「勝手にしやがれ」がいちばんよかった。




98/05/02

「かしましハウス」4巻 秋月りす (竹書房)

 久しぶりに出た、「かしましハウス」の4巻目です。やはり4コマ漫画の単行本というのは1回に掲載するページ数が少ない分、どうしても単行本が出る間隔が開きがちですよね。でも、そんなことでこのシリーズを読み損ねてはもったいないと思います。
 4人姉妹が主人公を演じるお話なんですが、誰をとっても個性があります。憎めないというか、味があるというか。私が4人の中でいちばん好きなのはみづえさん。のんびりしているというかマイペースなんですが、それでいて決して損をしないところがいい。
 
 秋月さんの描くお話はどれもそうですが、読んでいて気持ちがやわらかくなりますよ。




98/03/22

「まんがサイエンスY」 あさりよしとお (学研)

 あさりさん描くこの科学漫画も6巻目。今回の単行本には記念すべき第1作も収録されていて、ちょっと感慨深いです。読んでいて感じるのは「はたして、いまの子どもたちがこの話を読んでどこまで理解するだろうか」ということ。今回なんか、私も読み返してしまったくらいなんですが、それは私の頭が鈍ったから?
 いつものことですが、この漫画を読むと「5年の科学」と「6年の科学」を定期購読したくなります。いい年したおとなでも、だいじょうぶなんでしょうか?なかなか問い合わせる勇気がなくて。




98/03/01

「できるかな」 西原理恵子 (扶桑社)
「おかみさん」14巻 一丸 (小学館)
「美味しんぼ」65巻 花咲アキラ&雁屋哲 (小学館)
「MONSTER」8巻 浦沢直樹 (小学館)
「Neko2(←ほんとは二乗) ネコネコ」1巻 岡崎二郎 (小学館)
「いいひと。」20巻 高橋しん (小学館)
「ギャラリーフェイク」12巻 細野不二彦 (小学館)
「家族の食卓」3巻 柴門ふみ (小学館)

 いやいや、こうして書き出してみると何かに取りつかれたように読みましたねえ。別にむきになっていたわけではないんですが、たまっている漫画を片っ端から読んでしまいたい。何となくそういう気分だったんですよ。ただ、それだけ。……とまあ、1月にもこんなことを書きましたっけ。

 ほんとはそれぞれの感想を書こうと思ったんですけど、いまこのページの更新中にトイレに行ったら、財布を落としてしまいました。その修復作業に時間がかかりそうなので、とりあえずおすすめだけ書いて今日の更新とします。

 今日のおすすめは「Neko2(←ほんとは二乗) ネコネコ」です。岡崎さんの漫画は「アフター0(ゼロ)」もおもしろかったんですけど、やはり猫好きとしてはこの漫画をすすめないわけにはいきません。
 主人公の亜紀ちゃんは、猫にお乳をもらって育ったせいか猫語が話せます。そこから始まる悲喜劇というか、とにかくほんわかとしたお話を楽しみました。考えさせられるところもあるし、すべての猫好きの人におすすめです。

 その他については、また今度。




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