まんが図書館



トップページ プロフィール 日々の思い。 私の読書室 大切なおともだち 掲示板の部屋


 小説もまんがも好きだし、「少年まんが」「少女まんが」などという分類は気にしていません。そんな私のおすすめするまんがについて、いろいろと話をしていきます。


   このページのバックグラウンドは「Eternal」のあみさんに著作権があります。 



03/04/24

「ぼくんち 全」 西原理恵子 (小学館)

 二年以上ほったらかしだったこのページですが、ようやく復活しました。で、この「ぼくんち 全」ですが、まんがを読む人には必ず買ってもらいたい一冊です。笑えるところももちろんありますが、それ以上にせつない。読み終わったときに何かが残るお話です。






01/01/02

「RED」6巻 村枝賢一 (講談社)

 「俺たちのフィールド」でデビューした村枝さんも、すっかりベテランという感じ。このまんがは「ヤングマガジンアッパーズ」に連載されているものです。物語としては、騎兵隊に虐殺されたあるネイティブアメリカンの部族、そのたったひとりの生き残りが復讐の旅に出る、というものです。こう書くと新味が感じられないかもしれませんが、実際に読んでみるとその迫力に目が離せません。怒りや悲しみから目を背けない展開には言葉もないほどです。お正月から読むには重いお話かもしれませんが、ぜひ読んでみてください。




00/09/16

「三番町萩原屋の美人」12巻 西炯子 (新書館)

 このシリーズもいつの間にか十巻を越えてます。早いなあ、というのが正直なところ。って、出るのが早いんじゃなくて私が忘れてるだけなんですが。今回のお話は次巻に続いてますが、これがなかなかシリアスな展開を見せそうで楽しみです。もっとも、西さんのお話では会話も楽しみなんですけどね。
「ムダに十何年も国民から絞り取った金で宮仕えしてないね」
「うるさいよ。けものは黙ってて」
には笑いました。いや、まいった。

「ディア マイン」1巻 高尾 滋 (白泉社)

 しばらく前にここで紹介した高尾さんがいよいよ連載を始めました。その単行本の一冊目です。愛すべき人を描かせたらこの人の右に出る漫画家さんはなかなかいないんじゃないでしょうか。そんなことを思いつつ、ゆっくり読んでしまいました。早く次の巻が読みたいな。





00/08/05

「グーグーだって猫である」 大島弓子 (角川書店)

 大島さんの愛猫サバがこの世を去ったことを知ったとき、私は心配でした。大島さんは立ち直れるのだろうか、と。この本にも出てきますが、サバの食事を「えさ」とつい言ってしまったことを恥じている大島さんですからね。もっとも、そういう大島さんだから好きだというのも事実です。
  そんな大島さんのところにグーグーがやって来ました。「んるる」と鳴くグーグー。風邪で寝込む大島さんと一緒に眠るグーグー。何とも言えません。この本を読んでいると猫に会いたくなりますね。途中からビーという子猫も加わってちょっとにぎやかになってくるこのお話は、いまも『本の旅人』(月刊・角川書店)で連載中です。




00/06/01

「小梅ちゃんが行く!!R(リターンズ)」1巻 青木光恵 (竹書房)

 青木さんの描く女の子はどのこも元気がよくて好きなんですが、その中でも小梅ちゃんは「自分につっこむ女の子」というところがいいんです。まさかリターンズが出るとは思わなかったので、これは嬉しかったなあ。「大阪なら猫でも六甲おろしが歌えるのに!?」には笑いました。よせあげブラを初めて試した小梅ちゃんが「いっくらなんでもこりゃサギやろ〜〜!!」と叫ぶところでは爆笑。そのあとしっかり買ってるし。

 小梅ちゃんの他にもたくさんおもしろい人たちが出てきます。落ち込んでるときに読むと、ちょっと元気が出るかもしれません。




00/05/28

「スロップマンションにお帰り」 高尾滋 (白泉社)

 ちょっと前に高尾さんの「人形芝居」(全2巻)という単行本を買いました。「花とゆめ」で見かけるたびに気になる人のひとりだったので、本屋で見つけたときに自然と棚に手が伸びていました。そして、今日買ってきたのがこの「スロップマンションにお帰り」です。

 とにかく表題作の「スロップマンションにお帰り」がいいですね。登場人物たちのやさしさ、余韻を残す終わり方。その他にもデビュー作の「不思議図書館」から、これまたしんみりさせる「あじさいの庭」まで、何となく懐かしい気持ちにさせる短篇が並んでいます。またひとり、単行本が出るのが待ち遠しい人が増えました。




00/04/23

「オーダーメイド」 高梨みどり (講談社)

 テーラー楠のひとり娘、花梨は自分のことを「俺」と呼ぶような威勢のいい女の子。そんな花梨が注文服をひとつずつ仕上げる中でさまざまな人に出会い、成長していく様子を描いているのがこの「オーダーメイド」です。以前から私は職人を描いた物語に弱いのですが、このまんがも出会ったときから単行本を買うことを決めていました。
 昨日読んだばかりの2巻では「会長のショーファー」が特におすすめです。職人の意地に加えて男の絆ときたら、もうだめですね。最後はしっかり泣いてしまいましたよ。
 このまんが、週刊コミックモーニングに不定期連載されています。




99/08/16

「のら」全3巻 入江紀子 (アスペクト)

 この「のら」という漫画はもともと竹書房から出ていた「コミック・ガンマ」「シンバッド」「ヤングクラブ」に連載されていたものです。それが、掲載誌の休刊だの何だので宙に浮いた形になってしまって。単行本も竹書房から3巻まで出たままずっと止まっていました。これはもう未完のままなのかなと思っていたら、忘れかけた頃にアスペクトから再刊のお知らせが出ました。しかもいままで未収録のものも全部収録されているということです。そうなっては買わないわけにはいかないよなあ、と発売日に買ってきました。

 主人公は「のら」。女の子です。年はおそらく二十代。名前もありません、家族もいません。もちろん家もありません。「のら」というのは名前がないと困るときにそう名乗っているだけ。そんな女の子がいろいろな人と一緒に過ごす、その場面を描いたお話です。
 この本を読んでいると、自分の部屋に山と積まれた未読の本を全部うっちゃってしまいたくなります。ぐだぐだ考えているのをやめにして、単純に生きればいい。そんなことも考えます。




99/05/01

「こっぱみじんの恋」9巻 米沢りか (白泉社)

 買ってきたばかりの本を読んで、こうして感想をウェブページに載せる。簡単なことなのに、なぜか近頃さぼっていました。しかし、この「こっぱみじんの恋」はいいですよ。そんなものぐさな私でさえ、すかさず行動せずにいられないくらいいい。

 KANの歌に「こっぱみじんの恋」というのがあって、そこから興味を持ってこのシリーズを読み始めたとたんに米沢さんの漫画にはまってしまって、一気に単行本を揃えたことを憶えています。その「みじんこ」(と呼ばれているのだ)ももう9巻にもなるんですね。樹、江神原、シマちゃん、クニエたちが生き生きと恋をしているのが何ともほほえましい。って、何やら枯れてしまった人のようなことを書いてますね。そ、そんなことないって。




99/04/30

「イマジン」9巻 槇村さとる (集英社)

 槇村さんの描くお話を読むと元気になります。この「イマジン」では何といっても美津子さんがすばらしい。強いくせに弱い。当たり前といえば当たり前な、そんな美津子さんは主人公の有羽ちゃんを食ってしまいそうなほどです(あ、もちろん比喩表現ですからね)。この9巻では美津子さんのプロポーズが見られます。これだけのためにこの本を買っても損はないと思うなあ。




99/04/04

「はじめちゃんが一番!」全16巻 渡辺多恵子 (小学館)

 はじめちゃんの下には弟が5人います。しかも、全員同い年。つまり、五つ子というやつです。その明るい5人組がまとめて芸能界にデビューすることになって。この話は、そこから始まります。

 何よりもはじめちゃんのキャラクターがいいですね。すかっとした性格、経済観念が発達しているところ、それでいて純情なあたりが何とも魅力的です。読み始めたら止まらなくて、最後まで一気に読んでしまいましたよ。ところで、最後まで五つ子のどの子が長男か区別がつかなかったのは私だけでしょうか?

 読んでいて感じたのは「つっこみ」の表現に親しみが持てるということ。あちこちに出てくるつっこみに、いちいちうなずいたり大きく笑ったりしちゃいました。ひとり暮らしでよかった……。




99/04/02

「週末に会いましょう」2巻 篠原烏童 (朝日ソノラマ)

 篠原さんの本を読み始めて数年。この人の描く男の子が好きです。と言っても、別に私に怪しい趣味があるわけではなく、ほんとに無邪気な男の子を描くんですよ。

 この「週末に会いましょう」、舞台は香港です。いろいろと出てくる鬼(グァイ。日本語でいう霊)や神獣たちにも注目していますが、やはり麒麟(ケイロン)の恋の行方(?)がいちばん気になりますね。




99/03/14

「夏目家の妙な人々」 わかつきめぐみ (講談社)

 手に入れるのにさんざん苦労したこの1冊。読んでみたら、いつもどおりのわかつきワールドでした。夏目家のお父さん、はるさんがいいですね。体面とか威厳とかいう言葉とは無縁の人です。しかし、こういうお父さんの子どもに生まれることはとても幸せなことじゃないかな。
 できることなら、私も夏目家の一員になって口論に参加してみたいぞ。




99/02/28

「やもめスケッチ」2巻 入江紀子 (集英社)

 入江さんが描く親子というのは、見ていてすがすがしくなると言うかほっとする気がしますね。変にべたべたしたりするわけでもなくて、ちゃんと人と人としてつきあっている感じです。もっとも、そんなことを意識しながら描いているんじゃないだろうけど。

 『「子供の頃感じてたことで今はニブくなったこと」ってすごく多くないですか?』と途中のページに書いてあったけど、強くうなずきました。そうだよね。昔は休みというだけで嬉しかったのになあ。



「いいひと。」25巻 高橋しん (小学館)

 そろそろ完結が近づいているこのお話、どうやら次巻でおしまいになるようです。寝転がって読みながら、いろいろなことを考えました。私にとっておもしろい本というのは、漫画にしろ小説にしろ、いろいろと考えさせてくれるもの。 その理屈から言えば、この「いいひと。」というお話はすごくおもしろい。

 ここに描かれているみたいにすべてがうまくいくことは、残念ながらほとんどないでしょう。けれど、夢というものを忘れないでいることはできますよね。仕事について考えるとき、夢を犠牲にしたり捨てたりすることはやっぱりおかしい。このお話を読むと、そう思えます。




99/02/15

「シャカリキ!」全18巻 曽田正人 (秋田書店)

 週刊少年サンデーで連載している「め組の大吾」がおもしろいので、曽田さんの昔の漫画はないもんかと探していて見つけたのがこの漫画でした。
 自転車狂の野々村輝くんがひたすら自転車バカの道を歩んでいくお話なんですが、読んでいて熱くなります。これを読んで燃えない人は男じゃないっ! とまで私に言わせるほどの物語です。出てくる人がみないいんですよ。読み始めたら最後まで一気に読むことをおすすめします。
 この物語を読み終わると、だらだらしている自分が恥ずかしくなりますね。



「ARMS」5、6巻 皆川亮二 (小学館)
「おいしい関係」13巻 槇村さとる (集英社)
「てきぱきワーキン・ラブ」3巻 竹本泉 (アスペクト)
「夜叉」5巻 吉田秋生 (小学館)
「め組の大吾」14、15巻 曽田正人 (小学館)
「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」17巻 ゆうきまさみ (小学館)

 「ARMS」の皆川さんは先日小学館漫画賞を受賞しましたね。おめでとうございます。「SPRIGAN」もおもしろかったけれど、この「ARMS」は更にスケールアップしている感じです。読みながら、また泣いてしまった。
  「おいしい関係」の登場人物では、私は千代ばあが好きです。百恵さんも好きですけどね。千代ばあに一度びしっと叱ってもらいたいと思うのはちょっと危ないかな。
  「てきぱきワーキン・ラブ」、とうとう3巻まで来ました。竹本さんの漫画が続くのは嬉しいなあ。相変わらずの竹本ワールドですが、そこがいいのだ。心和みます。
  「夜叉」は、少しずつ話が進んでいますね。「BANANA FISH」なみに長い物語になるのかな。まあ、気長に待ちましょう。
 「め組の大吾」を読むと、曽田さんの画力がぐんと上がったことを実感します。本誌ではいま外国にまで火を消しに行っていますが、大吾の成長を追いかけていくのがまた楽しい。
 「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」ももう17巻。「パトレイバー」を追い越しそうな勢いですね。ゆうきさんの描く漫画はどれもおもしろくて、ゆうきさんが好きな世界を描いているのが伝わってきます。




99/02/11

「江口寿史の犬の日記、くさいはなし、その他の短篇」 江口寿史 (KKベストセラーズ)

 江口さんがめったに漫画を書かなくなってからずいぶん経ちます。でも、私はやはり江口さんの漫画が好きなんだなあと再確認した本でした。「連載中断のまま終了」という黄金パターンを作り出した「ストップ!!ひばりくん!」の幻の最終回もよかったけれど、それよりも私は「犬の日記」に笑いました。江口さんが現実と虚構をごちゃ混ぜにして書いた身辺雑記なんですが、奥さんはかわいいし、犬のパッくんはまぬけだし、とにかく笑えます。




 

99/01/19

「セキララ結婚生活」 けらえいこ (メディアファクトリー)

 けらさんの漫画といえば「あたしんち」(読売新聞日曜版に連載中らしい)が近頃有名ですが、この本はいまから8年ほど前に出たものです。けらさんが「まったく若奥様って奴ぁ」と「たたかうお嫁さま」の間に描いたもので、けらさん自身の結婚生活についてまさに赤裸々に描かれているようです。
 「どちらかが主でどちらかが従ということのない結婚生活」という表現がぴったりくる日々を送っているのを読むと、こういうのはいいよなあと思いますね。




99/01/15

「百鬼夜行抄」 今市子 (朝日ソノラマ)

 祖父、飯嶋蝸牛には不思議な力があった。妖怪たちが跳梁跋扈する小説を書きながら、実際に彼らを使い魔として従えていたのだ。その祖父が亡くなったときから、ぼく、飯嶋律のもとに青嵐という妖鬼がやって来て……。

 以前から気になっていたこの漫画、古本屋で見つけたのを機会に出ているだけ買ってきてしまいました。主人公の飯嶋律くんがさめているのが何とも言えないなあ。途中から出てくる「尾白」「尾黒」という妖鬼がかわいいのもポイントですね。




99/01/11

「ホイッスル!」 樋口大輔 (集英社)

 週刊少年ジャンプ連載中のサッカー漫画です。連載が始まった頃から気になってはいたんですが、昨年の暮れ、単行本を出ているだけ揃えてしまいました。
 内容としては、それほど個性的なお話ではないと思います。ただ、けして素直な子どもではなかった私としては、主人公の風祭将くんのひたむきさがまぶしく映るんですよ。好きなものに向かって突っ走る。変に照れくさくて経験できなかったそのことを、この漫画を読みながら味わっているような感じです。
 実際にはまるでスポーツをしないくせに、なぜスポーツを描いた漫画には惹きつけられてしまうんでしょうか。これもバーチャル・リアリティ(もしかして死語?)なのかな。




99/01/05

「聖14グラフィティ」 渡辺多恵子 (小学館文庫)

 後輩おすすめの渡辺多恵子さんです。たっぷり買い込んできたんですが、まずは1冊で完結しているものから読もうかと。たしかに……絵もうまいし、話の運び方もさすが。笑わせるところはしっかり笑わせてくれるし、いままでなぜ読もうとしなかったのが不思議なくらいでしたね。

 大河内家の陸、海、空子と高橋家の奈月、生月。この5人を中心に描かれるお話は何といえばいいのか、とても懐かしい「漫画」という感じでした。空子ちゃんの「……だも」という話し方もいいですね。ほんとにとろそうで何とも言えない。




99/01/03

「ちいさなのんちゃん」 永野のりこ (アスペクト)

 99年を迎えて3日目、まだ更新されているのが不思議な気もするこのページ。この調子では、たしかに「恐怖の大王」が降ってくるかもしれないなあ。

 さて、永野のりこさんの本です。永野さんといえば、あとがきや「週刊アスキー」で連載中の漫画などに永野さん自身が出てくることがあって(「週刊アスキー」はエッセイ漫画だから当たり前か)、しかもそれがかなりはじけたキャラクターなんですよね。
 この本は、サンケイ新聞の育児欄に3年にわたって載せられたものをまとめたもの。出てくるのは永野さん自身とお子さんの望さんです。描かれているのは親子の日常生活なんですが、これがたまらなく楽しい。もううらやましいくらい。
 なかなか寝ないのんちゃんに永野さんがお話をして聴かせる。それ自体はありふれたことかもしれませんが、そのお話が「まほうのどんぐり」。「スイッチを入れると無限にふえる」「食べるととてもまずい」まほうのどんぐりが「森の動物たちと全人類を恐怖のパニックにおとしいれる大河デタラメ物語」だそうです。永野さんがてきとうに作るお話をちゃんとのんちゃんが憶えている(「ひぐまのハラのなかでそのときおもむろにスイッチが ! !」ってとこまで聴いてる)あたり、とてもいい。
 これはおすすめです。





98/03/01〜99/01/02 へ

97/10/16〜98/01/26 へ

97/10/01〜97/10/15 へ

97/09/16〜97/09/30 へ

97/09/01〜97/09/15 へ


トップページ プロフィール 日々の思い。 私の読書室 大切なおともだち 掲示板の部屋


ご意見、ご要望、その他お叱りや反論でも何でも、こちらまでどうぞ。 gta@y7.net