私が、KEYパンチものの世界に踏み込んだのは、このマシンからでした。このマシンは機能的にかなり優れていたと思いますが、やがて、EPSONはワープロ専用機から撤退してしまいます。
MS−DOS対応マシンが出る直前の機種なので、このマシンで作成したDATA資産をPCに移行できてません。
でも、骨までしゃぶり尽くしたマシンなので愛着も強く、今でもOB機として鎮座してます。
これを購入した頃は、98の治世で、マシンの値段も法外(?)でした。FDが5インチから3.5インチへの移行期。一太郎もFDから起動してましたねえ〜。HDなんて、130MBでも値が張った…。今じゃ、メモリの容量ですね、こりゃ。覚えてますか?「STEP」。このマシンはSTEPで買いました。今はなきSTEP。当時は、激安店の代名詞でした。そういえば、周辺機器やソフトをよく購入した「ニック」も無くなってしまいました。
CPUはIntel386DX。
プリンタは、ドットインパクトから熱転写へ主流が移行。
OSは、主にMS−DOSで使用。フリーソフトの「FD」は絶品でした。WTERMもよかった。ニフティサーブにつないでました。一太郎や桐といった大型定番ソフトを使う一方で、ものすごい数のフリーソフトをあれこれ試して楽しかった時期です。優れモノもたくさんありましたよネ。
この後、しばらくして、Windowsの浸透、Compaqの低価格PCの殴り込み等で王者NECの地位が揺らぎ…。
現在、このマシンは、MS−DOS5.0AとWindows3.1環境で、スタンドアロンで存在。ほとんどOB機。