(C)1989 NHK/SOGO VIGION/TOHO
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「ふしぎの海のナディア」は、「トップをねらえ」の直後とあってか非常にパロディ色の強い作品になっている。ま、全39話観て「これのどこがNHKのアニメなんだ?」などと言われるとそれまでな作品なのだが、このページでは、その39話全てを対象にし、そこで使われている他作品からの引用を紹介します
THANKS! miffy. & ラッカー
各話づつ説明していきます。また、これで完全ではないと言う事はミエミエなので、「俺はこれを知っている!」と言える濃い情報&「それじゃなくてこっちだよ」という訂正は、こちらまで
第一回「エッフェル塔の少女」
◆「飛行機を作ってる少年」と「ふしぎな石を持つ少女」とその「石」を狙う盗賊の関係は「天空の城ラピュタ」
◆グラタンはタイムボカンのメカブトンでしょ。
◆ちなみに三人組は、タイムボカンのそれだが、デザイン的にはサンソン&ハンソンはブルースブラザーズが入っている
第二回「小さな逃亡者」
◆飛行機「エトワール・ド・ラセーヌ」シリーズのこの名は日本語訳「ラセーヌの星」フジでやっていたアニメ。
第三回「謎の大海獣」
◆大海獣がでてからの攻撃方針「撃って撃って撃ちまくれ!」などの艦長の対応は自作「トップをねらえ!」から(他の引用があるかもしれん)、カット割、タイミングも同じ
第四回「万能潜水艦ノーチラス号」
◆「ノーチラス号」デザインは映画『緯度〇大作戦』、TV『マイティジャック』
◆ダクトの中をうろつくジャンは「ダイハード」?
第五回「マリーの島」
第六回「孤島の要塞」
第七回「バベルの塔」
◆バベルの光=「反射衛星砲」(宇宙戦艦ヤマト)か?「太陽塔」(未来少年コナン)か?
◆オリハルコンは『海のトリトン』からかも知れない(大元はプラトンのたしか『国家論』だけど)
◆バベルの塔は『バビルU世』?
◆バベルの塔の発射シーン(電気の送電変更)に「トップをねらえ!」でのエクセリオンのワープの進行課程と全く同じ物がある。
◆ネモ船長の「悪魔の火だ」というセリフ<『モスラ対ゴジラ』インファント島島民の原水爆を指すセリフ。
第八回「ナディア救出作戦」
◆「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」はアニメ三銃士の名台詞
第九回「ネモの秘密」
◆この回から登場するイコリーナ、名前の由来は河崎実監督の「地球防衛隊イコちゃん」から(かつて、竹中直人がでてたのに・・・)
第十回「グラタンの活躍」
◆水圧で割れるカメラ(第10話)、オープニングは「アビス」。
第十一回「ノーチラス号の新入生」
◆ノーチラス号の元の名「エルトリウム」は「トップ」から
◆「使うことはできても云々」は「ナウシカ」かもしれない。
◆グランディスの台所シーン、「あとは、愛情」はグリコワンタッチカレーのCMでの榊原郁恵のセリフだと思う。
◆エレクトラにフラれたハンソンの涙がいなかっぺ大将の大ちゃんになる
第十二回「グランディスの初恋」
第十三回「走れ!マリー」
◆「そうさのぉ」(機関長?のセリフ)=「赤毛のアン」のマシューより?
◆「我々の目的は攻撃ではない」(ガーゴイル)=「機動戦士ガンダム」第1話より?
◆ここでのネオアトラン兵は、お約束ギャグ、崖から落ちて「あーーーーーーーーーーーーーーー、死ぬかと思った」をかます。
第十四回「ディニクチスの谷」
◆「トップ」にも登場した「リーフ64」が地球にも存在していた事がこの回で解る(笑)ちなみにリーフ64、宇宙に実在する(アメリカのタバコかなんかの懸賞で星に名前をつけれるというのがあって、それにたまたま当たった日本のアニメ関係者がリーフ64と命名したらしい。)
◆潜水球のコクピット内部は(トップの)マシーン兵器内部が元になってる。
◆水圧で点灯するスイッチのデザイン=オキシジェンデストロイヤー『ゴジラ』(1954年)。
◆「この戦艦(ふね)は人でなしの集団かい?」(『宇宙戦艦ヤマト』の名セリフのひとつ)。
◆ネモ船長のセリフ「遊びにいくわけではないんだぞ」=『宇宙海賊キャプテンハーロック』のセリフか??
第十五回「ノーチラス最大の危機」
◆ヤキゴテ=『未来少年コナン』。
◆この回のバラクーダ号は、「未来少年コナン」からではなく、松本零二の「オーロラの牙」から
◆「トップ」のコーチの台詞「こぼれた水はまた汲めばいい」が登場
第十六回「消えた大陸の秘密」
第十七回「ジャンの新発明」
第十八回「ノーチラス対ノーチラス号」
第十九回「ネモの親友」
◆イリオンとネモの会話は実は「ムーミン」の新旧ムーミンパパ対決だった。
◆ノーチラス入港が「緯度0大作戦」
◆ボーキサイト黄鉄鋼の鉱脈「海底軍艦」
◆世界地図「日本沈没」
◆氷の中の世界樹、星野之宣氏のマンガ
◆恐竜が宇宙線の影響で滅んだ「ゲッターロボ」の恐竜帝国
◆オーロラの効果音「帰ってきたウルトラマン」のプリズ魔
第二十回「ジャンの失敗」
◆「こんなこともあろうかと」は『宇宙戦艦ヤマト』真田さんのセリフ。
◆「2本目があると思うから失敗するんだ」も元ネタが「巨人の星」あたりにあるはず。
第二十一回「さよなら・・・ノーチラス号」
◆スペースチタニウム=旧メカゴジラの材質(映画『ゴジラ対メカゴジラ』)
◆スーパーキャッチ光線=バルゴンの吐く光線の名称。(映画『大怪獣決闘ガメラ対バルゴン』)
第二十二回「裏切りのエレクトラ」
◆ネモとエレクトラの関係は、「トップ」のアマノとコーチと同じだった。
第二十三回「小さな漂流者」
◆ナディアが気に入った缶詰はサッポロポテトバーベQ味。(庵野監督の主食)
第二十四回「リンカーン島」
◆生体ノーチラス号(笑)のパーツに旧ガメラ(チョロ火)あり。
◆「南の島のナディアになるのよ!」=名作劇場『南の島のフローネ@♪潮風をほほに受け』
◆ナディアの「あ〜ああ〜」は『ターザン』。
第二十五回「はじめてのキス」
第二十六回「ひとりぼっちのキング」
◆キングの家出シーンは映画「砂の器」
◆ジャンの発明の中にサンダーバードのジェットモグラと、サンダーバード二号がある(二号に関しては発進シーンも同じ)
第二十七回「魔女のいる島」
◆ここでの釣りのシーンに登場する「この間結婚したレイちゃん」とは声優の佐久間レイさんの事
第二十八回「流され島」
◆グランディスの「人のめいわく省みず〜」は伊東四朗の電線軍団の台詞
◆エアトンの「1899年〜」はノストラダムスのパロディ
◆島のデザインはひょっこりひょうたん島
第二十九回「キング対キング」
◆レッドキングは「ウルトラマン」
◆ブラックキングは「帰ってきたウルトラマン」
◆アイアンキングはその名がタイトルの特撮物
◆ちなみにレース前の登場シーンは「ゴジラ対メカゴジラ」のメカゴジラ登場と同じ(タイミングも)
第三十回「地底の迷路」
第三十一回「さらば、レッドノア」
◆レッドノア=TV『ブルーノア』
◆M78星雲の人間が登場(形もアレにしたかったらしい)
◆↑の出現シーンは「ウルトラマン」の最終回(さらにウルトラサインがでる)
◆ハンソンの演説は映画「日本沈没」
◆ラストシーンはTV「日本沈没」
◆アトランティス人が不時着するシーンでの地球が以前NASAが撮った地球(一日中夜の為北極(南かも)が丸く黒くなってる)になっている
◆地球にみえる明かりの広がり方が「トップ」のオカエリナサイのところと同じ。
第三十二回「ナディアの初恋・・・?」
第三十三回「キング救出大作戦」
◆キング救出作戦=ウルトラセブン「セブン暗殺計画」
◆作戦開始のかけ声が「王立」と同じ「アン・タバ・ライ」
第三十四回「いとしのナディア」
第三十五回「ブルーウォーターの秘密」
第三十六回「万能戦艦N−ノーチラス号」
◆ネモとエレクトラの格好はヤマトそのまま・・・
◆N−ノーチラス号発進!!=『宇宙戦艦ヤマト』第2話
◆N−ノーチラス号デザイン=ムーンライトSY−3号(映画『怪獣総進撃』か?キラアク星人の出てくるやつ)
◆縮退炉は「トップ」と同じ
第三十七回「ネオ皇帝」
◆Nノーチラスの元の名は「エクセリオン」、「トップ」から
◆スペースチタニウムはメカゴジラの材質(映画『ゴジラ対メカゴジラ』)
◆「ノーチラス号」と「アトランティス(地下の大空洞)」の関連付けネタは映画『アトランチス大陸の謎』かもしれない。
◆レッドノアはアダムスキー型円盤
◆ここに登場する「アダム」が実は「エヴァ」の”アダム”との説あり。ちなみにこのシーンの容器の中に庵野監督がいる
◆「時速。なんと1万2千キロです!!」(セリフ)=TV『サンダーバード』第1話
◆「人類は宇宙人が奴隷にする為にサルを遺伝子操作してつくった」説。=映画「火星人地球大襲撃」(1967年)
第三十八回「宇宙へ・・・」
◆このシーンでのエレクトラの悶え方は「惑星大戦争」の浅野ゆう子がモデル
◆突入ボルトは昔あったオモチャの充電機
第三十九回「星を継ぐ者・・・」
◆サブタイトルはジェイムス・P・ホーガンの同名小説
◆ちなみに最後の脱出したノーチラスを見て「あ、流れ星」というのは王道です。
更新履歴
1997/08/27 開設
1997/08/29 一部追加修正
1997/09/05 一部補追
1997/09/10 13&14回に追加
1997/10/27 22回に追加
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