(C)1997 GAINAX/EVA製作委員会 turn

 さて、三月に公開される予定の「新生」映画の予告編二回観てやっとタイトルの含みを理解するというアホな僕ですが、一応そこの解釈を書いておきましょう。
 「DEATH AND REBIRTH」つまり「新生」と「使新生」をかけた言葉だったわけですね。「知らなかったのか?」なーんてツッコミがきそうだけど、まぁそこは許してね。  僕はテレカ付き前売りはちゃんと買えました。友達の分とかもあったから一人が買ったにしてはファンの人から見ると怒り心頭な数ですが、一人で新宿と八王子にて購入したので、怒らないで下さいね。これでもちゃんと頑張って手に入れたんです。
 ちなみに左は、第17使徒 渚カヲルです。

 TV版の2、2話の本来の形が今回の映画。
放映当初僕が考えていた最終話はこうです。



 簡単にいえば、「ネルフ対ゼーレのエヴァバトル」。
 「ロンギヌスの槍」をネルフにとっとと使われたゼーレは「人類補完計画」を遂行すべく、その要を担う13体のエヴァ(零号機、弐号機、初号機はネルフにあるから実質10体)をネルフに襲撃させる。それを迎え撃つシンジとレイ。
 全部ダミープラグで動いているゼーレのエヴァに苦戦するシンジとレイ。初号機は第14使徒ゼルエルのS2機関を取り込んだ為、無限に行動を取れるが、アンビリカルケーブルの供給に頼るばかりの零号機に5体以上のエヴァを相手にするのは不可能に近く、ゲンドウはやむなく零号機を回収する。(というのは建前で、ゲンドウの画策していた「人類補完計画を実行しようとしてレイを回収しただけ)それに落ち込むシンジ(笑)
 ゲンドウにとっての「人類補完計画」はユイを復活させるという極個人的すぎるものだった。それを行う為レイと共にターミナルドグマへ、それに気が付いたゼーレはエヴァを一体同じくターミナルドグマに送りこむ。やむなく戦う羽目になる零号機とゼーレのエヴァ。そして、地上のエヴァを全て破壊して、レイの救出に向かったシンジがドグマで見た物は、破壊された零号機と、アダムと融合したゼーレのエヴァだった。
 奇しくもユイ同志が向かい合う形になった(ゼーレのエヴァとシンジの初号機)形は違えど、母親を殺さなくてはならないという事に苦悩するシンジ。ゲンドウは戸惑いもせず「殺せ」(笑)。しかし、PRODUCTION MODELとしての設計・製作されたゼーレのエヴァにはアダムを抑え込む程の能力がなく暴走を起こす。「セカンドインパクト」の正体はコレだった。「誰も死んでほしくない。」「母さんを殺したくない。」の間で悩むシンジ、しかし、暴走はそれを待ってはくれずサードインパクトを起こすのだった。・・・・・
 ネルフドイツ支部が消滅した関東・中部地方を調査に行った。すると、芦ノ湖付近で巨大なATフィールドが観測される。それはシンジと初号機が起こしたものだった。
 そして・・・


 というのを考えていたんです。最低限SFとして終わると思ってたんで、TVの終わり方はビックリだよね。(あの終わり方は「2001年」よりもビックリだ。)只、SFとして完結する以上。TV程の衝撃はないと思う(注:衝撃の意味が違います)
 あとですねぇ、「DEATH AND REBIRTH」ばっかり盛り上がってますが、97年夏に予定されている完全新作はどうなっているんでしょうねぇ。やるんだろうか・・・でも、やるんだったら、角川映画の様に一時間物の二本上映みたいな形式だけは止めてね。