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オープニング:
BGM(何使う? テイ・トウワあたりか?) C.I.
照明 F.I.
青年が舞台に立っている。BGMを聞いているようにも見える。
青年 「僕は手を伸ばした、しかし、それに届くはずはなかった。何故ならそれは、遥
かに遠く、そして儚く、小さいモノだった。それでも僕は手を伸ばした。その
届くはずのないモノに、手が痛くて痺れるくらいに、遠くへ遠くへ伸ばした。
『何故、そこまでして手に入れようとするんだ?』と友達が聞いた。僕は少し
微笑んで答えた。『それが僕にとっての現実なのだから』と。」
照明F.O.
BGMもF.O.
一本目(この場合「Up Town Girl」)
ビリー・ジョエル の「Up Town Girl」のF.O.に合わせ照明F.I.
(曲そのものは、照明が上がりきっていてから残っていても構わない)
流れている歌を聴いてる青年。
青年 「日本語は素晴らしいと思う。それは言葉の多様さにつきる。例えば英語の”I
”日本語では”私”、”僕”、”俺”など”I”に対し数多くの語が使える。
それは表現をより自由にし、個性的にし、豊かであり続ける。が、その結果言
葉の持つ多義性などで、日本人でないと理解できないものも数多くある。その
時僕は思う。日本に産まれて良かったと。・・・あなたもそう思いませんか?
」
照明C.O.
飛行機の音C.I.
二本目(この場合「生きてあげようかな」)
筋肉少女帯「生きてあげようかな」のクロス(飛行機の音)に合わせ照明F.I.
飛行機の音に合わせ上を向いている青年
青年 「鳥は空を飛ぶために自らの脳の六割を使う、それは決して鳥の脳の構造が低レ
ベルというわけではなく、空を飛ぶこと自体がそれだけ困難なのだ。そして残
りの四割、内一割は生きるために使い、最後の三割は綺麗にさえずる為に使う。
つまり、飛ぶ事に六割、生きる為に一割、歌のために三割脳をフル活用する芸
術的な動物、それが”鳥”なのだ」
青年 「だとしら、鳥の見る夢は一体どんなものなんだろう。空を飛ぶ夢なのか、それ
とも、歌を歌う夢なのか・・・どっちかな?」
青年 「でも、普段飛んでいるのに夢にまででてくるかな、僕はきっと歌を歌う夢じゃ
ないかと思う、あんな歌を歌いたいとか、こんな奇麗なフレーズを出したいと
か、そうだ、どんな歌が好きですか?」
三本目(「メッセージソング」)
照明F.I.
青年
舞台奥には、キャストが立っている。
青年客に問いかけるように
青年 「あなたの好きな歌は何ですか?」
青年 「無いんですか?」
青年 「じゃ、子供の頃聴いた曲は?」
青年ここでstopモーション
後ろに照明が入り、
キャスト全員が
全員 「人は歌うことで生きている。産まれた直後も歌を歌っていた。『あれは泣いて
いるんだよ』と君は言うかも知れないが、僕にはリズムにも聞こえ、歌にも聞
こえ、”産まれたんだ!””生きているんだ!”という生命の主張にも聞こえ
る。リズムは狂っているかもしれない。ブレスは合ってないかもしれない。で
も、その子は大声で主張する!その命を!」
全員 「あなたの歌ってなんですか?」
全員 「あなたの歌ってなんですか?」
全員 「あなたの歌ってなんですか?」
*この三つ小声(ここを含め”全員”とは、キャストの事。青年は含まない)
青年 「その子供は主張する、ここに産まれてきたことを、そして自分の存在を。その
つたない言葉で途切れ途切れとなった文章を稚拙にも大事に大事に繋いでいく。
やがてそれは詩になり、彼は、歌う。」
全員 「あなたの歌ってなんですか?」
全員 「あなたの歌ってなんですか?」
全員 「あなたの歌ってなんですか?」
に、合わせ照明C.O.
女の子 「あなたの歌は何ですか?」
曲(東京少年「ハーモニー」)C.I.
終わり
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