[トップページの戻る]

out of standard(規格外品)

脚本:しむらなおき

戻る

01:現場 喧騒のSE、雑踏という感じ、ざわめきとか、救急車の音も聞こえる。 幕があがると、工事現場によくある「御迷惑おかけします」看板。 その絵のように、お辞儀をしている彼。 そしてぐっと身体を後ろに反らす(ラジオ体操のアレ) 繰り返しラジオ体操。(BGM) 軽く周りを見直して、仕事を開始する。 男  「時間、午前1時15分36、37、38、39、歩行者・・・・無し、走行車両     ・・・・無し、あるわけなし。こんな時間だぞぉ、こんな田舎だぞぉ、昨日だっ     て、人見る数より、狐見た回数のほうが、遙かに多いんだぞぉ、なんなんだよこ     こは・・・、こういう所で道路なんてつくっていいのかよ、環境破壊だ環境破壊。     アスファルトだよ、アスファルト自然のものじゃないよ、そんなのをさ、ここ一     面に貼ったところで・・・、そうだよ、そもそも人通りが少ないのに、こんなと     こにアスファルトなんて貼る必要性あるのかよ、アスファルトっていうのは、人     間の作った車を走らせる為にとりあえず、都合がいいって言うんで使ってる物な     んだぞ、別に狐や狸や・・・・(何かが目の前を通過)・・・りす?や・・・、     おお、野生のりすなんて初めてみたよ・・・、なんかモグモグしてたな・・・、」 振るのを止め、何か語り口調で 男  「そもそも、こう言うのが無駄なんだよな、暇さえあれば道路ほじくり返して、交     通渋滞生んで、世間様の迷惑になっている。コレは悪循環だろう、むかつくよな     ぁ、あれさえなければ、あの子とも別れずにすんだものを、道路の渋滞と遊園地、     これは、彼女との崩壊のきっかけになるねぇ、彼女とかとは、出掛けない方がい     いね、何たって喧嘩のネタになるもの、事あるごとに『ほら、**買ってこい』     だの『面白いこと言え』だの『喉乾いた』だの『ご飯作れ』だの『面白いこと言     え』だの、俺はお前の何なんだっちゅーの、俺はお前のお手伝いさんか!あ!俺     はお前に対して常に目を凝らして来るべき危機にそなえ万全の準備をしてデート     に望めっていうのか!、お前は何もんだんだこの馬鹿やろぉ!!冗談じゃねぇち     きしょう!!。俺はこうやって、生活の為に仕事してんだよ!、会えねぇからっ     て文句言ってんじゃねぇ!、ふざけんな!ばぁか!!!」 TEL 携帯を取り出し、 着信を見る ちょっと困った顔をして、 小さい声で 男  「・・・・はい。あ、こんばんわぁ、ううん、だいじょうぶ。そっちわ?うんうん、     そうかぁ、ううん、こっちも、だ・い・じょ・う・び・ん♪それよりもゴメンね     ぇ、こんな時間にTELしてもらってさぁ、(相手が怒っている)ど、どならな     いでよぉ、うん、悪かったと思うよぉ、だって、寂しかったんだもん、ゴメンね     ぇ。うん、うん、うん・・・・はい、はい・・・・はい。わかりました、うん、     じゃあね。うん、うん、うん」 TELを切る 男  「ったく、仕事中に電話してくんな、ばぁか。」 ぷるるるる 男  「はぁい、なぁに♪、うん、うん、うん、OK、買ってくね」 周りを見て、大きく深呼吸をする 男  「まったくよぉ、俺に買い物させるきかよったく。付き合ってなきゃ張り倒すとこ     だよ!」 大きく振る 棒振りが、適当になってくる 男  「あーあ、ろくな事無いよなぁ、こんな、イタチやら、ハクビシンやら、プレーリ     ードックの出そうな、とこなんてさ、車の交通量もないし、(いつの間にかゴル     フのスイング)たまに来ても対向車もないし、すんなり通れるんだよねっと!。     ふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ーー!!!!!!!」 ききききききききーーーーーー!!!!とブレーキ音(SE) がしゃぁぁぁぁぁん!!!! 振り向く男 *タイヤが転がっていくと、面白いかも 男  「・・・事故?・・・・俺?、俺じゃないよ〜・・・・。」 ゆっくりと(ソデに)近づいて 男  「大丈夫ですかぁ?・・・」 もう少し近づいて・・・・ 男  「だ・・・・・(見上げる)・・・・・・・・だ、だ、だ・・・・あーーーーーー、     じゃ、じゃすともーめんと」 中央に来て、 男  「あー、どうしよ、どうしよ・・・・、あ、た、高田、高田君、高田君(手招き)」 高田来る(もちマイム) 男  「ああ、こっちこっち、すまんが、ちょっと通訳して、えーじゃないよ、お前英語     得意だろぉ?、な、な、頼むよ」 近づき 男は軽い感じでハァイとする。 高田に通訳を促し。 視線は高田と、外人を言ったり来たりしながら 男  「何だって?、責任者を出せとか言ってるか?、あの爺寝てるぞ多分」 外人を見て 男  「あー、あー、まい、上司、スリープ、おーけー?」 睨まれてる 男  「OKじゃない顔してるよ。なんとか、宥めてくれよ」 高田が宥める 男は、その様子をうかがいながら、適当につくろう(いえーす、あーはん、みたいな感じ で) 男  「で、なんだって、うんうん、あホンとか?。俺のせいじゃないって、いいか、確     認しろよ、あの事故ったのは、俺のせいじゃないって事だよな、だよな?!だよ     な!、よしよしよしよし」 ウキウキする、男、そこに高田がよってくる 男  「あー、良かった、俺のせいじゃないとは思ってたけど、もし、俺のせいにされた     場合、俺も少しふざけてたから、そこつっこまれたら、このバイト首だもんなぁ、     あーよかった、このバイト暇だけど金はいいからなぁ。ふー、何だよ、今いい気     分なんだから、・・・、何だってうるさいな、ハイハイハイハイ、通訳してくれ     た分は後でジュースで返すからそれでいいだろ・・・・、あああああっもう!、     何だよ!、何ぃ、あいつが俺に話がある?、な、何でだよ、俺のせいじゃないん     だろ?・・・、わ、わかったよ」 中央に来る 男高田を見る 男  「・・・・何だって?、・・・・・・・・・・・・・・あ?・・・・・・・・・・     ・・・(少しイヤなにやけ)・・・えーっとぉ、彼は・・・その・・・、・・・     ・・・・そういう方なんですか・・・・?・・・・あー、俺用事があったんだ、     失礼します」 *以下パントマイム形式 外人に捕まる 抵抗する 引っ張られる。 逃げる 捕まる。 逃げる 捕まる。 逃げ・・・られない。 引きづりこまれる 男  「わああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」 間 男  「あん♪」 02:現場2 BGMブームの「釣りにゆこう」 雑踏のSEがかぶる、まるで、波の音のように・・・。 照明、F.I. ライトの棒を釣り竿に見立て、まるで、釣りをしているように見える 男  「一時の釣りブーム。それは結局大衆化せず、亜種としてのアウトドアと化した、     弱肉強食のこの世に於いて、キャッチアンドリリース等という愛護精神は、いず     れ、彼らに見破られ、調子のいいときにだけ捕まり、餌を取るだけ取られ、そし     て、何もなかったかのように帰っていく・・・。」 竿を上げる・・・餌だけ無い 男  「フッ・・・ここの堀もの奴らも知恵付けたもんだぜ」 餌を付けて振り下ろす 暫く・・・ 間 男  「しかし・・・釣れないねぇ・・・・、さすがにテレクラのチラシじゃあダメか・     ・・。」 チラシを付け替える 男  「さぁて、これはどうかな・・・・、今日の特売卵1パック88円・・・、」 暫くして、凄い引き 男  「な、んん。おおお。お。おおお!!!!、きたきたきたきた!!!。でかいんじ     ゃないのぉ、よっしゃぁあああああああ」 なんやかや騒ぎながら、リールを巻く ひっぱられたり、押されたりとにかく激しい。 男   「今日の夕飯コレで決まりかぁ!!、オラオラオラオラオラオラ!!」 とにかく強い、舞台から落ちそうになったりもする。 男   「今日の夕飯・・・・げええええええええとおおおお!!!!!!!!!」 釣り糸切れる ズダンと倒れる。 *音大きければ良し 男   「いってぇ、魅惑の30代の奥様がぁ・・・・(と見る)・・・・・・・・・疑      惑の30代のおばさまだ・・・。」 もう一度釣り竿を垂らし 男   「あんなでかいのじゃ、竿が折れるってぇの、子持ちはいいけど、大味はダメだ      な・・・・。」 間 男   「この世はまるで釣りだと思いませんか?、こうやって、ぼーっとしてても何と      かなる。それが人生ってなもんで、こうやってれば、大物にかかることもある      し、勿論小物にも、それは決して偶然ではなく。時間が一方向に進むからそこ、      その流れでの出会いは、なんらかの必然性というものが存在し、それで、世界      は廻っていく。俺のこうやってる行為は、別に世界の迷惑にもならず、しかも、      世界のためにはならない。が、この行為そのものも、この星を動かす原動力に      なっている事は確かな事実であり・・・・・ん。来たか?」 今度はしっかりした引き。 男   「こんどはチラシじゃないから、破れることもないぞ、おらぁ、勝負せいやぁ、      とっとっとぉ、こりゃ、強い・・・・っていうか、なんかむかつく感じだぞコ      レ、なんだなんだ?」 と、リールを巻きながら、堀(舞台から、客席方面)を覗く・・・ 男   「・・・なんだ、あの茶色い髪と顔の高校生は・・・」 竿を、保ちながら、「良い子の魚全集」を見る(マイムか?) 男   「えーっと・・・。俗称『コギャル』、正式名称ハレンチ女子高生。バブル期崩      壊後、『個性』という幻想にとりつかれ、茶髪、顔グロ、ルーズソックス等を、      装備し、高校生という無価値の特権を生かし、『援助交際』と言う名の売春行      為をすると・・・、ふむふむ・・・尚、これには、ダミーもあり、いい大人が、      制服を着て出没することもあるとととととっっっっと(引っ張られる)」 激しい攻防 男   「えーい、強欲なコギャルめぇ!!、そんなに欲しいか、エルメスのバックぅぅ      ぅぅ!!ぐおおおおおおおお!!!!!、さ、竿がぁぁぁ!!」 ぐぐぐぐぐぐ!! 何かBGM必要か? 竿が急に重くなる。どうやら、バックに食いついたのは一人ではないようだ。次々とコギ ャルや、おばさん(お姉さん)が食いつき離れない 男   「ぬぬぬぬ!!!!、た、大漁だぁああ、今夜はステーキだぁ、素敵っ!」 寒 切れる糸 またもや倒れる 男   「っつーーーーーーーーーーーーー、」 釣り糸をたぐり見て、嘆く 男   「高かったのにぃ、給料の三ヶ月分だぞぉ、返せぇぇぇっぇぇぇぇ!!!!」 暫くし、身なりを整え 男   「ま、まぁ、振られた彼女へのプレゼントがこうやって無くなったと思えば、ま      ぁ、痛くない痛くないぞ俺。泣くな、泣くな俺。ほら、明日がくるじゃないか」 竿を持ち、 男   「釣りは人生の縮図です。釣れる感覚、先ほど言った大物小物は、仕事の大きさ      としてみれば分かるでしょう。大きさに関わらず、どれだけかかるかもまた重      要です。あまりにもかからないというのは、人として悲劇であり、そしてまた      生活で考えた場合、非常にも社会的地位というものがぐらいでいく。そんな中      でも、釣りという作業を止めないのは、それは生活の為であり、何よりも生活      の一部だからです。」 軽く引く 男   「改めて、ゆったりと釣りをしていると、こんな感じで優しく引いてきます。必      要なのはゆとりと言うことですね、何事もゆとりですね」 更に引く、まるで釣り職人のように対応していく 男   「これは、大物ですね。引きがいい、しかも上品だ。」 男の仕事! 男   「匠は匠を知る。これだ!、くっ、大きいぜ、まさに俺向きの敵だぜ、オラオラ      オラオラオラオラオラオラ!」 かっこよく振りかぶる サス 男   「その時俺は感じた、この手応え、直感的に、これはいける!大物だと!」 ざっぱーん(と水のSE) 光る目 釣り上げた物を見る。 確信から、疑惑へと変心、おずおずと近づく。 ツンツンとつついたりとかする。 おもむろに、さっきのホン「良い子の魚全集」を覗く 男   「俗称『リストラ社員』正式名称『一番がんばったのに、何故か外されてる理不      尽な会社員』・・・・。」 すでに虫の息 男   「ああ、パクパクいってる、や、やばい、こ、このままじゃ、死んでしまう。釣      った俺のせいになる!」 棒を目隠しに例え、主婦風 男   「ええ、いい人でしたよぉ、虫も殺さないような人だったのに」 戻って 男   「ヤバイヤバイヤバイヤバイ・・・・一体どうすれば・・・・」 ぐるぐるぐるぐる歩きまわる 男   「俺は釣りをしていただけなのに・・・・、釣り・・・・・・・・・、キャッチ      アンドリリース・・・」 親父を見る 男   「いや・・・、それは勘弁願いたい・・・。」 しかし 男   「ここで我慢するか、犯罪者になるか・・・、」 再び親父を見て 男   「・・・・・いっとくか・・・」 親父の横に座り 男   「教習所でやった通りに・・・。」 教習所で習った方法を実演 (「大丈夫ですかぁ」等大まじめで) 但しマウストゥマウスはかなり躊躇する が、する。 途中むせたりする 男   「酒臭いよぉこいつ・・・。」 が、やる 息を吹き返す親父 男   「おっっけえ!!」 立ち上がり 男   「きゃっち、あぁぁぁんど、りりぃぃぃぃす!きゃっち、あぁぁぁんど、りりぃ      ぃぃぃす!きゃっち、あぁぁぁんど、りりぃぃぃぃす!きゃっち、あぁぁぁん      ど、りりぃぃぃぃす!きゃっち、あぁぁぁんど、りりぃぃぃぃす!」 親父を振り回して客席の方に投げる 男   「大きくなれよぉ!!!!!!!!!」 さわやかな笑顔 男   「いいことをすると・・・。気持ちいいね。」 照明F.O. 03:現場3 ゆっくりと、サス いすに座っている男 ゆっくりとつぶやき出す 男   「よくよく考えると、変だと思ったんですよ。俺はただバイトしているだけじゃ      ないですか、でしょ?、それなのに、なんか俺の周りだけ変なこと起きてると      思いませんか?同じ様なバイトをしているのは、それこそ世界中にいるわけな      のに、なぜか俺だけの周りに変なことが起こる。変な外人に色目を付けられ、      太公望をしていれば、いろんな変なやつがひっかかり、まるで、この世の不条      理を一手に引き受けてるかのようなこの状況に於いて、それでも俺はバイトを      続けなければならず、無情にも、今日もこの場所に出社し、このわずかな休み      時間で、一抹の遺書とも言うべきこの語りを記録しているのです。何故、今こ      の時期にこのような事を語らなければならないか?、一見楽観主義ととらわれ      がちな俺がこうも追いつめられて考えなければならないのか?それがすべては、      この、この場で起きた事件の顛末を語らなければならないでしょう。」 照明全地 すくっと立ち上がる男 男   「全ては、コレに始まり(棒を前に突き出す:かっこよく)コレに終わろうとし      ている(棒にライトが入れられる)」 BGM TMN「TIME TO COUNT DOWN」 男   「それは突然と言っていいほど突然にやってきた。なぁに、俺の日本語が壊れて      居るんじゃなく、その時はみんなそう思ったはずだ、それに、実のところ現時      点を持ってしてもそれが現実なのか、はたまた虚構なのかは全く分からず、俺      はこの目で見たことしか語ることができない体になってしまった。君らも一度      は経験するはずだ、口からのでまかせで、その場を乗り切り、はたまた会話の      中心へと自分を進める。俺もそんな風にいつも会話をしていたが、そんな物こ      の現実に比べれば、面白みなどは全くなく。そして、この現実そのものに、こ      の世の全ては虚構に見え、偽りに変わり、今まで信じていた物が全てはげ落ち      ていくようだった。これを「悟り」と言うのかもしれないが、こんな事で悟り      が開けるのなら今までの何百何千と続く宗教原理などちゃんちゃらおかしくて      やってられない。」 棒を腰に携える 男   「いかに何が重要で、何が重要でないかそれは常々考えさせられる。それはつま り物事の順番で、「何かをする場合」の優先順位である。しかし、これは時と して、順番の変更を余儀なくさせられ、こちらの意見などと言うものはことど とくかき消され無かったことにされてしまう。一体世の中というものは、どう してこう理不尽に動いていく物なのか?それが、今回の事を起こさせたのかも しれない。いや、そうに違いない。これは何かの警鐘で、これから起こりうる 「凄い事」の前ぶれなのかもしれないし、ともすると、これが「凄い事」 な のかもしれない。人生という物は実に突然にビックリドッキリメカを用意し てくれている物である。これが人生という物なのか、はたまたこれが運命と いう物なのか・・・・」 がしゃああああああん。のSE 男   「高田!!!!、どうした、あの、あのニャントロ星人にやられたのか?!。・      ・・・・・・・大丈夫だ、もう何も言うな。俺がお前の敵をとってやる!」 立ち去ろうとするが、高田が足をつかむ 男   「どうした、高田、お前の気持ちもよくわかる。今ここで俺がやられたら、誰が      ここの工事の交通整理をしないといけないのか・・・だろ?大丈夫、ニャント      ロ星人を倒し、俺らのバイトを再開するんだ!」 立ち去ろうとするが、それでも高田は離さない 男   「どうしたんだよ、高田!、俺を戦地に向かわせない気か?、お前のその優しさ      はよく分かるが、そんな事で俺を困らせないでくれ!、つらいが、俺も戦わな      ければ!!(高田口をパクパク)・・・ん?、何?。・・・”そんな事よりも、      俺が死ぬ前に貸した五千六百八十七円を返してから行ってください”・・・・。      た、高田・・・」 無視して立ち去ろうとする 男   「君の気持ちはよく分かった、しかしだな・・・・・・・・。」 立ち去ろうとするが、高田の抵抗が激しい 男   「コレが試練か!!!」 棒にライトがともり、まるで、レーザーサーベルのよう 男   「悪くおもわんでくれ!シャリバーンクラッッッッッッシュッ!!!!!」 爆発のSEが欲しい。 男   「高田・・・・、お前のその優しさ、決して忘れないぞ。いいか、俺が忘れない      のはお前の優しさだけだ、後は水に流そう。」 立ち去り・・・・舞台中央へ。 ドアノブを握り・・・。 外へ! 強烈な光(照明) 喧噪のBGM 周りは敵だらけ 男   「お前らが、地球にいていいと思ってるのか!、ニャントロ星人!!!、お前ら      はまるで猫のような宇宙人だな!!、猫なら猫らしく、四つ足で歩きやがれ!      うわああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 最初でこそ、何かの殺陣のように動くが 段々、ただ単に暴れていくだけのようになる 男   「わああああああああああああああああああああああああああああああああああ      ああああああああああああああああああああああああ!!」 息咳をきって・・・ 男   「人は物事を疑うときに、まず、自分の肯定から入ります。『自分はだまされな      い』『自分は、大丈夫』『自分は言い返せる』等々、しかし、それは全て幻想      で、真実一つに対してなんら抵抗力もなく・・・、無いままに受け入れてしま      っている。」 ふらふらっとする 男   「真実という物は意外とあっさりしていて、いきなり目の前に現れるから人々は      それをあやふやのまま受け容れてしまい、結局はおのが体を崩壊させていく。      それはこれからが始まりとするこの世の中に於いて、この世は・・・、世界は      ・・・、」 こちらの方に向く ヒゲが生えている 男   「究極の媚薬は楽になること、全てをありのままに受け容れ、自分と言うものす      らも、譲渡し無抵抗になり、自立というのを忘れ、無抵抗に治まっていく・・      ・・・・。にゃーーーーーーーーーーーーーーーーん。」 ニャントロ星人になっている、男 全ての仕草が猫になる。 BGM入る それでも、猫な男。 照明F.O. 終わり。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 送れてすいません。 一応コレで全文とさせてもらいます。 推敲をしていないので、各所で間違いがあるかと思いますが、 公演の練習に合わせてなおしてください。 尚、話に関しての追加事項等は、時間単位で、 対応しますので、何かあれば言ってください。 しむらなおき@eggplant