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パトレイバー2から既に10年近く経ってしまうというのに、ちょっと驚いた。パトレイバー自体からではなく、パトレイバー2からだものな、ちょっと歳を実感する(笑)。 さて、この「WXIII」だが、メイキングを見る限り皆「これはパトレイバーではありません。」という、この表現自体にちょっと違和感を感じるのだが、メイキングを撮影している時点では、これ以外の表現が見当たらなかったようである。が、映画をみて実感した。まず、これは”パトレイバー”じゃない(笑)。要は特車二課が既に実在している日本で怪獣騒ぎの映画を撮ったらこんな感じじゃないか?というのが、まず想定されている。順番がややこしいがそういう映画になっている。そう言った意味でも非常に大人(というかオヤジ?)の映画になっている。”映画”としてのできもいい(というか、以前押井の映画の完成度を求めた劇場版パトレイバーの方向性に?を示していたスタッフが、一番こっちの方向性に依ったというのは面白い結果だと言える)。 それにしても、「踊る大捜査線」の影響だろうが、最近の警察を扱った作品は主に警察内部の”確執”にメインが当てられているケースが多い。それは「突入せよ!あさま山荘事件」でもそれがメインに据えられている。「WXIII」でもそういった部分が見え隠れする。 この映画で面白いと思うのはその話のテンポだ。典型的ともとれる日本映画のスタイルに準していながら、話のテンポそのものはとてもスピーディだ、しかしだからといって、話が分かりにくいと言うわけではなく、とりみき脚本の妙と、高山演出の冴えを楽しめるのだから楽しい。高山監督といえば、「機動戦士ガンダム0080」や「超時空世紀オーガス02」等でみられるように、どの作品も構成をかなりキチッとはめ込んでいるのがわかるが、それは「WXIII」でも一緒で綺麗に話を分割させてみることができる。その視点でみれば、主役が岬冴子で主役メカ(?)が、廃棄物13号になっているのが分かり、それを追う事で話はより深みを増していく。 終わり方、決着の付き方には煮え切らない物と悲壮感があるが、個人的に映画としての終わり方としては、それくらいやるせない方が好きだ。 綺麗にまとまっているというのも、いいけど、ポンと突然に迎えるエンディングも映画的でいいと思う。 [このページの目次に行く] [あさはかな評論目次に行く] [ポストで志村に一喝!!] [eggplantメインページに戻る] [ポストへ行く] | |
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