あさはかな評論

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音楽の在り方を・・・
EMIの女王
TMの再起動


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音楽の在り方を・・・

 奥田民生のライブに行く。
 元々は友人が、買ったはいいが、いけなくなった為に行くことになった。しかし、民生のライブには興味があったので、期待して出掛けた。場所は渋谷公会堂。
 そこで、民生のライブを見た・・・。
 正直圧倒された。タバコをくわえ、ロックのあんちゃん気取りの民生が登場し、すこしかったるげに唄い。おどけてカッコつけてみせる。そこにあるある種の連帯感と、”音楽”その物を楽しんでいる奥田民生の姿に、お客は引きずり込まれていく。自身の曲にフェードアウトの物があれば、音量を落とし、口パク手パクで、フェードアウトしていき、音が出ていないのに、曲を奏でて、お客さんにサービスをする。
 音を提供するエンターティナーが、音のない空間で楽しんでみせる。奥田民生の音楽性の全てがこのライブに詰まっているようで、非常に面白かった。CD買わねばとさえ思ってしまった。

 実際問題として、奥田民生の音楽性は、この日本に於いては非常に重要な才能だと僕は思う。あの独特の詩の世界と、徹底した音楽、自身の唄う曲に今まで影響されてきたものが見え隠れするが、その上で最上の物を提供する。小山田圭吾のように、ほとんどそのままという感じではなく(注:小山田圭吾も好きである)、そこには、奥田民生という一つの結実した、才能がある。
 さて、CDでも聞いてみよう。

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EMI女王

 いつの間にか今年は、16歳の少女宇多田ヒカルによって、音楽関係は埋められてしまった。1stアルバムの「FIRST LOVE」は、国内のみで740万枚の出荷。これは、日本記録であると同時に、レコード会社のEMIでみても新記録。ストーンズとかを擁しているEMIの中でも新記録なのだ。つまり、EMIという世界規模のレコード会社に於いても一位の売り上げ(当然の事ながら、日本国内でこのセールスぶりなのだ)、この歌姫は、本当に自分の預かりの知らぬ所で一人歩きをし始めてしまっているようにも見える。当のアルバム「FIRST LOVE」は、彼女の通過してきた時間の時の音楽環境(R&B)がそのままでた構成になっており、どんな音楽でも受け容れやすい環境になってきている日本に於いてちょうどいいタイミング(MISIAとかが売れていて)でのリリースだったので、今回のヒットに繋がったと思う。
 で、アルバムの内容そのものは、聞いての通り、「ホントに16?」と言うようなレベルではある。しかし、洋楽好きが聞くとどうかなという感じ。洋楽をあまり聴かない俺でも「あ、スティング」とか思ってしまうフレーズがあったり、宇多田ヒカル本人での”消化”の部分がよくなされていない感じの箇所が幾つもある。詩に関しても「うーん16」と言わざる得ない(まぁ、しゃあないわな)。
 ここで、重要なのは、二枚目三枚目のアルバムで、どういっった形を見せていくかだろう。少なくとも一枚目よりも、洗練され、より本人の個性や”我”がでてくるハズなので、そこでどんな音楽を表現していくか、が楽しみなアーティストだと思う。まぁ、レコード会社が営利方向に傾倒しないことを祈りつつ。一枚目がアレだからって二枚目で一枚目の記録を狙う必要なんて全然ないわけだし、宇多田ヒカル本人は、既に一生暮らせるくらいのお金は稼いじゃっているわけだし、自分の、より自分らしい音楽を見つけていく事を見守ってみましょう。
 音楽って成熟していくものだしね(あ、これは、音楽に限った事じゃないか…。)

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TMの再起動

 かねてから噂は何度か上がっているし本人等も「タイミングが合えばやりたいね」と語っていたTMNetworkが今年(期間限定)で復活する。ファンとしては素直に喜ぶべきでしょうな感じだけど、小室哲哉忙しすぎであると思う(笑)。
 というか、今回のは小室にとっては、楽しみなイベント感覚な気がする。仲のいい仲間達ともう一度組む。これは結構楽しいものだろう。
 以前も、小室が提供する楽曲で実際唄うのは女性のアーティストだが「これ、ウツ(宇都宮隆)が唄うと一番しっくりくるかも」というような感じの曲は、それこそ多々あったし。そういう曲を聴く度に「やるのかなぁ」等とも思ったけど、結局は無かった。しかし、PSソフトの「ガボール・スクリーン」に於いてTM名義での新曲が収録されたりすると、「おおっ」と思い、今年の正月特番において、小室・宇都宮・木根の三人で、「Seven days war」なんかをアンプラグドでやってくれたりすると、「今年かぁ!」と思ったら、ものの見事に今年だった。CDは新レーベル「Ture Kiss Records」またもやTKだけれども「ORUMOK」とか、もう、本人もじりが好きなのはご愛敬という感じである。TV出演とかあるのかなぁなんて事を考えつつ、今は新曲を待つばかり。非常に楽しみである。TMNでなくTMNetworkでの復活な訳だし(まぁ、どっちでも良いけどね)さぁ、新しいTMサウンドを堪能しましょう!!

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