あさはかな評論
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∀の作るべき財産
富野監督の最新作「∀(ターンエー)ガンダム(以下「∀G」)」が、四月より4時55分からフジテレビでの放送が決まった。”全てを肯定する”という意味を持つ”∀”、それをタイトルの頭に持ってくる今回の作品は、色々な意味で話題を振りまいている。
一番印象的なのが、「∀ガンダム」のデザイン。工業デザイナーのシド・ミード(映画では「ブレードランナー」や「エイリアン2」のデザインで有名)が手掛けたガンダムは、今までの”ガンダム”とは違い格好悪い、正直に言う、格好悪い。しかし、これは、ミード自身が、工業デザイナーであり、その延長線上に「ガンダム」を見据えたデザインなのだと監督は言い、更に、「安田(キャラクターデザイナー)が、このガンダムをねじ伏せる」「ガンダムのデザインポリシーは、大河原さんの物だから、大河原ガンダムの予定も可能性はある」と、発言している。う〜ん、微妙な発言だ(笑)。
ただ気になるのは、監督本人の表情、「ブレンパワード」当たりから非常に和やかで鋭気に満ちている。第二の処女作と唄った「ブレンパワード」、そして、今までの「ガンダム」を全肯定して、新たに制作する「∀G」実際の所何を見せてくれるのか解らないが、監督本人としては、所謂「ガンダム」は、そうそうに作る気はなく。「Vガンダム」の時に見せた「一つのアニメーションとして確立した作品作り」を見せるのではないかと思われる。
しかし、あのデザインはどうマーケットに反映するんだろう・・・。バンダイはあれを元にどうやってマーチャンダイジングを展開していくのかが気になる。
その回答は、四月に出る。
関連フジテレビ
ガンダムチャンネル
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e−oneの贖罪
ソーテックがマイクロソフトや、インテルの社長すらも広告に使い発表した「e−one」をアップルが「iMAC」を模倣したとして提訴、今月20日に仮処分が決定し現在一時販売が中止になった。
iMACは、アップルを知る者なら分かると思うが、暫定CEOのジョブスがかつてのマッキントッシュのラインを継承しつつ「アップルらしさ」を表現した斬新のデザインで、パソコンとしては一年以上売れ続けている異例のパソコンである。元々ペンティアム3をも超えるといわれる「G3」をCPUとし、今後予測されるPCの規格を全て取り入れ、過去の資産は全て排除した「レガシーフリー」を達成しており、販売当初はそれこそ増設の不便さなどをいわれたが、それを補う周辺機器も続々販売され、結局は大ヒット商品になった。それに対し、一部のメーカーが全くそっくりな「e−power」というWindows機を販売、アップルより差し止め請求が上がった。
それに合わせるように販売されたのがソーテックの「e−one」である。デザイン的には、iMACが曲線であるのに対し、e−oneは直線が割と目立つようなデザインになっているが、色が、iMACのブルーとほぼ同型の色で構成されてるため、PC関係者間で「iMACに似ている」とか、当時のソーテックの広告を習い「しまった、iMACに似てしまった」といった広告でいくだろうと言ってたが、実際は割と普通に売り出された、製造に関してはかなりの人気を獲得していて、デザイン以前にPCとしてのコストパフォーマンスも非常に高く、e−oneの持つ思想は、iMACのそれとは「入門的」という面は同じながらも、ハードの持つ部分では明らかに違っている(と、ソーテックの発表)。が、事実アップルより提訴を受け、仮処分は下った。
実際PC業界において模倣はある種の専売特許な面が多い、メーカー名は出さないが、堂々とどこぞの映画のチラシと全く同じデザインの広告を出すメーカーがあったりとこんな時代になっているのに、パクリモノが多い流行に乗るようにして似た様なデザインを出すこと自体に悪い要素があるのかどうかは分からないが、技術に関してはユーザーにとって嬉しい事が度々あったりする。
例えばノートPCの軽量化、薄型化だ。その点において、東芝のリブレットとSONYのVAIOのシリーズは非常に評価に値する。両方とも大きさに関しては各々がスタンダードとなり得たが、”液晶画面の大きさ”がリブレットタイプよりもVAIOの様な薄型タイプを進化させていった事は、今のPCの陳列棚を見れば容易に分かる。外側のデザインは自由であるべきだが、元々が工業用品であり、未だに家電として馴染めずにいる(馴染めつつある)PCのデザインは、どうも頭打ちな感じであるが、結局はSONYや、アップルがデザイン面でリーダーシップをとり、徐々にメーカーの自由な発想が産まれていきいる(DELLの9万円クラスのPCなんかは結構可愛いと思う)。そんな中でe−oneは、運が悪かったのか?はたまた、暴利の主だったのか?それが分かるのはもう少し後かも。
でもでも「”iMac”は可愛いけどWindows使えないし、だから”iMac”に似た感じのe−one買った。可愛いよアレ。」
という非常に”求めるモノが”わかりやすいユーザーもいるんだって事を考えないと(笑)
関連ソーテック
アップル
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混乱のPC業界
台湾の影響のより、PC業界は混乱する事になるようだ、というのも、台湾は現在のPC市場の半数以上を支えており、そこが壊滅的影響を受けたということなのだから、そう思わざるを得ない。元々メモリが足りなくて高騰し始めた矢先の出来事でもあり、震災後はそれに乗じて更に値上がりが始まっている。
しかし、実際の所はどうなのだろう?
実はPC関連の会社は震源地から割と離れているので、地震に直の影響はなかった。施設の崩壊等も僕の聞いている範囲では、PC関連では特に聞いていない。一番の問題は電気である。安定した電気供給ができないために製造ラインの確保ができないでいる。この時点で既に二週間以上PC関連に関しての製造ラインが止まっているというのは、由々しき問題として受け止めなければならない。ほかの韓国などのラインが伸びるにはいい時期でもあるが、どうなるんだろうなぁ……。
それに、東海村の事故も大変である、日立の技術関連があそこに立ち並んでおり、ドライブ周りの部門もあそこである。なんかさ、2000年問題もあるし、コンピュータ関連って慌ただしいねぇ………。
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プレイステーション3&4
と、「衝撃!」という感じの内容だが実際はちょい違う、ゴメンネ期待した人、SCE(ソニーコンピュータエンタテイメント)が先日PS2の中心チップである「エモーションエンジン(EE)」のロードマップを発表した。ロードマップというのは、進化予想図とても言うか、メーカー側が提示した「**年後にこんな技術を投入します」みたいな予定表で、SCEはPS2で使っているEEのロードマップを公表したのだ。このロードマップによると、2002年にEE2、2005年にEE3を発表するとのこと。コレに合わせてPS2グラフィック用のチップである「グラフィックシンセライザー(GS)」もGS2,GS3と発表をする、これはどういうことか?、PS3が2002年、PS4が2005年ということなのか?
それは違うようだ。
このEE2及びEE3は、あくまでPS2ソフトを開発するための上位機種用のチップだということだ、つまり、ワークステーション向けにこれらのチップを供給していくということを挿している。考えようによっては、「打倒インテル」みたいな気合いが見え隠れするような記事になっている。実際問題、トランジスタ数で見ると、現在のペンティアムVが、950万トランジスタであるのに対し、EEは1000万トランジスタ、これがEE2では、一億トランジスタに迫り、EE3は、一億をゆうに超えるトランジスタ数を獲得する予定になる。ペンティアムとは、設計思想が違うチップで、ペンティアムのようにMHz数をあげていく事を前提にせずあくまでチップそのものを強化していく方向の設計のものなので、現PS2のEEですらも、製造に歩止まりが起きるのでないか永久入れている。しかしそれでもPS2発売前にこのロードマップを公開するSCEの狙いは、単にPS2を中心としたワークステーションをおくばかりが狙いのような感じばかりではない。いずれパソコンの市場も狙ってきているような気がしてならない。この星は一企業のテクノロジーで覆われていくのだろうか?
関連:SCE
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