ZZR250 メンテナンス − チェーン調整


これも日常メンテナンスのチェーン調整。チェーンのグリスアップを行ったら一緒にチェーンのたるみも確認するようにしましょう。

たるみすぎのチェーンは車体を傷めたり、場合によってはチェーンが外れてしまうことがあり非常に危険ですからね。

アスクルナットの割ピンを外します。
アスクルナットを緩めます。
ロックナット(写真左側)、チェーンアジャスティングナット(写真右側)を緩めます。
チェーンのたるみが一番少ない所を探します。
たるみが一番少ない所で35mm〜40mmぐらいのたるみになるようにチェーンアジャスティングナットを調整します。
左側のスイングアームの目盛の位置を覚えておきます。
右側も左側のスイングアームの目盛の位置と同じになるように調整します。

この後、再度チェーンのたるみを確認します。

ここで確認しておかないと場合によってはチェーンの張り過ぎになってしまい、チェーンやスプロケットを痛めてしまいますから気をつけてください。

最後にチェーンラインが真っ直ぐになってるか車体後部から確認します。
私はスイングアームの目盛で合わせた後、ノギスを使ってネジ部の長さが同じになるようにしてます。

目盛が入っているプレート(アライメントインジケータ)自体にガタがあって目盛位置で合わせた場合、多少ずれてるような気がしたので。

この後、左右のロックナットを締めます。
アスクルナットを締め、再度チェーンの張り具合、アライメントインジケータの目盛を確認します。アスクルナットを締めたときに多少ずれることがありますので。

最後に割ピンを通して作業終了です。




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