医療被害を減らしたい
最終更新日: 2002年09月16日(Mon.)

私の父は、外科手術を受け、2日後に、亡くなりました。

病院は、手術のミスを認めません。 謝罪の言葉はもちろんのこと、お悔やみの言葉すらありません。 悲しいことです。

「元気だった父が、なぜ死ななければならなかったのか?」 その解を求めるべく、いろいろなことを調べてきました。 その過程で、多くの医療過誤に遭われた方と巡り逢いました。 皆さん苦しんでおられます。

しかし、悲しみ苦しむだけでは、 医療被害の増加をただ見ているだけになってしまいます。 私は医者ではないので、医療の立場で医療被害を減らすことはできませんが、 なんとか医療被害者を減らす役に立てないかと考えました。

巷ではインフォームドコンセントという言葉が先行していますが、 患者に知識がない限り、本人にとって最良の治療方法を選択することは できません。

出版されている医学関係の本を読めば良いかというと、そうでもありません。 たとえば外科医が書いた本は、外科手術を治療の第一選択とするように 書いてあるので、それを鵜呑みにして命を預けてはいけません。

患者の側に立って書かれた本は少ないのです。 そこで、


患者の側に立って医療情報を提供することにより、 患者が治療方法を選択するのを手助けする
ことを目的として、このホームページを開設することにしました。

このホームページは、「自分は健康で、医療被害とは無関係」と考えている方に 是非読んでいただきたいです。 というのは、医者との付き合い方を知らぬ人ほど 医療被害に遭いやすいからです。

また、医療関係者や厚生省の方にも読んでいただきたいです。 「患者(消費者)に、医療情報を開示しない」 「医療ミスがあったら、闇から闇に葬り去る」 「間違いがあっても、改めない」 という体質はなんとかならないでしょうか? 交通事故の場合、轢き逃げは重罪ですよ。 「事故があったら、原因を究明し、対策を考える。 調査結果を公表し、再発防止に努める」 という当たり前のことが、なぜできないのでしょうか? とても不思議です。

しかし、世の中捨てたものではありません。 医療被害を少なくしようと、精力的に活動されている方がたくさんおられます。 その方たちに触発され、このホームページを開設する力を得ることができました。 この場を借りて、お礼申し上げます。


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