私の声 97/12/17
最終更新日: 2002年09月16日、 アクセスした日: 12月14日

私の声 インデックスに戻る 医者にメス ホームページに戻る もっと古いページ へ


1996年 12月 17日 (火)
薬害は繰り返される。

ほんの気まぐれで、医療過誤の記事を集めました。 その記事に出てくる固有名詞を集めて、HTMLでリンクするだけで、問題の本質が見えるものがあります。

例えば、抗がん剤の「塩酸イリノテカン」。 臨床試験の段階で20人もの死者を出しながら、厚生省のとった方策は、「添付文書による警告」という「患者の命軽視、企業優先」の判断です。 案の定、出荷半年で、11人の死者を出しています。 厚生省の中央薬事審議会って、いったいなんなのでしょう?

ソリブジン薬害も同様です。 ソリブジン被害者がかわいそうなのは、医者を信じて、「効果がないフルオロウラシル系の抗がん剤」を飲まされ続けたあげく、帯状疱疹を発症し、ソリブジンを併用した結果、被害に遭っていることです。 帯状泡疹は、効きもしない抗がん剤の副作用なのではないでしょうか?

医者はなぜ、効果がない抗がん剤を処方したのでしょう? 儲けるためでしょうか?

厚生省は、なぜ、危ない薬や、効果がない薬を認可するのでしょう? 製薬企業に天下りして、儲けたいからでしょうか? それとも、岡光前事務次官の例のように、在職中に何かあるのでしょうか?

医者や官僚や企業は、患者の命を犠牲にしてまで、儲けたいのでしょうか? そうまでして、儲けて、それで幸せなのでしょうか?

いったん薬害が起きると、厚生省 - 製薬会社 - 医者の間で、責任のなすりつけあいが始まります。 その結果、責任の所在はあいまいのまま、うやむやになってしまいます。 たとえ、誰かが「事実を厳粛に受け止める」などと言ったとしても(この言葉自体、謝罪でもなんでもないのですが)、構造が変わらないので、薬害は繰り返されます。

人はよく、マスコミに対して、責任追及を求めますが、マスコミだって商売です。 スポンサーを責めることはできません。 せいぜい、官公庁、大学等の公的機関、薬害を起こして潰れそうな会社くらいしか相手にできません。 そこで、誰が責任追及すべきか、ですが、利害関係のない私たち市民がやるしかないのです。

患者は、医者の言うこと、厚生省の言うことを信じてはいけないのです。 自分で情報を集めて、自分で判断する力をつけないと、あなたも私と同じ、医療過誤被害者の仲間入りです。

本当に患者のためになる医療サービスを提供してくれる医者を増やすには、どんなシステムを作ったらよいのか、考えていきたいと思います。 ……が、そのシステムをいつ完成できるのか、皆目見当もつかないので、まずは、身近で私ができるところから、手をつけようと思います。


私の声 インデックスに戻る 医者にメス ホームページに戻る もっと古いページ へ