医療過誤裁判 私の場合 原告 長男 陳述書 8
最終更新日: 2002年09月16日、 アクセスした日: 12月14日

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1999年 11月 11日
甲第 25号証 原告 長男 陳述書 8

8. 突然、輸血用献血者の要請 (1995年6月15日(木))

22:45、背が低く若いメガネをかけた医師が慌てた様子で手術室から出てきました。 そして、叫ぶようにして 「血小板不足のため出血が止まりません。 生血が必要です。 すぐに、輸血400ml 2人分、さらに2人分必要です。 献血者を今すぐ集めてください」 と言いました。

母と私は、話を聞くや否や、公衆電話に向かいました。 こんな夜中に、どうやって人を集めろと言うのでしょう? 母は、足がガクガクし、指も震え、テレフォンカードを公衆電話に入れることができない状態でした。 そんな母を支えながら、私たちは、ご近所の方や町内会会長や知合いに電話し、O型の人を探しました。 私は、父と同じO型なので、すぐにICUに入り、献血と血液検査を同時に行なってもらいました。

6月16日(金) 0:00、こんな夜遅くなのに、10人ほど献血しに来てくれました。 後から聞いたところ、町内会の会長が屋外の放送用スピーカを利用して、献血を求めるアナウンスをしてくれたそうです。 父は、その前年、町内会長をしていたので、父を知っている方が駆けつけてくれたのです。 10人全員の血液検査を実施し、緊急なので検査結果を待たず、男性4名の採血を行ないました。

妹は、妊娠 8ヵ月であり、からだに障るといけないので、0:30ごろ実家に返しました。

続く


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