医療過誤裁判 私の場合 原告 妻 陳述書 8
最終更新日: 2002年09月16日、 アクセスした日: 12月14日

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1999年 11月 10日
甲第 26号証 原告 妻 陳述書 8

8. 悲しい別れ

葬儀が終わってから、2度外来を尋ねて K医師に逢いましたが、具体的には何も得るものがありませんでした。 ただ、どうしても私のこの経験が普通とは思えません。 こんな悲しい別れは、他の方たちに経験して欲しくないと思います。 いつかは1人で行く道かもしれませんが、 「もう何もできないから」 「残る時間を大切に一番したいことをしてください」 と言い渡された方がまだ良かったと思います。 手術を受けたために、手術室に入って40時間で死んで扉から出てきたのですから。

老後という時間が私たちにも人並みにあると信じていました。 「退院したら今度こそ湯治に一緒に行こうな」 とベッドの上で言っていた主人を返して欲しいと思います。 何年経ってもこの悲しみは消えないと思います。 主人は寿命で死んだのではなく、手術のときの出血が止められなかったので死んだと今でも私は思っています。

以上


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