医療過誤裁判 私の場合 被告医師主尋問 1-5
最終更新日: 2002年09月16日、 アクセスした日: 12月14日

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1999年 4月 15日
第 6回口頭弁論 被告医師 主尋問 1-5

腹腔鏡下肝切除第 1例 外科カルテを紛失


ちょっと途中を飛ばしますが、この●●さんが 2例目で、1例目の腹腔鏡下の肝切除術をやったことがあるということですね。
はい。
陳述書 10ページのホの項目に移ります。 その 1例目の経過がここに記載されているようですけれども、この記述は何を基になされたものでしょうか。
内科のカルテです。
それ以外の外科の診療録とか、もろもろのものは御覧になってないですか。
探したんですけれども見当たりませんで、内科のほうで調べました。
なぜこの 1例目の患者さんの記録が見当たらなかったのか、そのへんは思い当たることはありませんか。
ありません。
それじゃ、記憶があるかないか一つ一つお尋ねしますが、第 1例の患者さんの場合は、術前の血小板とかあるいは肝機能の検査値がどのようなものだったかというのは分かりませんか。
記憶ですけど、血小板は 11万程度だったと思います。 ICG は 15分値が 9パーセントだったと思います。
そのほか総ビリルビンだとか。
ビリルビンは正常値だったと思います。 あとプロトロンビン時間も正常値だったと思います。
肝硬変は合併してましたか。
ごく初期の肝硬変というふうに記憶しております。
そうすると、●●さんよりも血小板値、それから肝機能の検査値はいい患者さんだったということですか。
はい。
腹腔鏡下における肝切除術に要した時間はどの程度でしたか。
記憶で、やはり 3時間ぐらいだと思います。
出血量がどの程度だったかは記憶ありませんか。
出血量に関してはちょっと記憶がないです、輸血はしてないです。
●●さんの場合は、腹腔鏡下の手術を始めてからビデオによる撮影が行われておりますけれども、第 1例目の場合はどうですか。
撮っていないと思います。
第 1例目の患者さんの場合は、腹腔鏡下の肝切除術をやって割合短い時間で退院になっておるようですが。
3月 10日に行って 18日に退院です。
●●さんの場合でも、うまくいけばこの程度の。
非常にうまくいけば 10日前後で退院できたと思います。
そういう見込みだったわけですね。
はい。
開腹による切除術をやるということになると、一般的にはどの程度の入院期間を見込むことになるんですか。
肝硬変を合併した患者さんの開腹術ですと、大体 2週間から 3週間ぐらいは必要だと思います。

続く


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