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- 地獄の沙汰も医者しだい (奈良 信雄)
目次
(2000年 12月 30日)
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医療ミスが増える原因として、日本の医療システム全体の欠陥と医者個人の資質低下をあげ、そうなってしまう医療界のしくみを教えてくれます (踏み込みはそんなに深くないですが)。
そんな現状の下、信頼に足る医師を見つける方法をアドバイスしてくれます。
- トラウマの心理学 (小西 聖子)
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(2000年 11月 18日)
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NHK 人間講座 (2000年 10月 〜 12月) のテキストです。
小西さんは、被害者研究の第一人者です。
自分が被害に遭ったとき何が起こるのか、遺族になったとき何が起こるのか、周りの人はどうすればいいのか、被害者を支援する人は何ができるか、という問いに応えてくれます。
- ガンと上手につきあいなはれ (黒田 清)
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(2000年 11月 12日)
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元読売新聞社会部長の黒田さんが膵臓ガンにかかりながら、死の直前まで語り継いだユーモアあふれるエッセー集。
黒田さんの長女と次男が寄せたエピソードが印象的。
- 医療事故医療訴訟 防止と対策ガイド (柿田 章、他)
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(2000年 11月 12日)
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看護部門ができる医療事故防止の具体策を記述しています。
さらに、実際に医療事故のニアミス事例であるハット・ヒヤリ報告書から、事故を分析し、対策を提案する方法を伝授します。
- 実例に学ぶ 医療事故 (押田 茂實、他)
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(2000年 11月 12日)
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輸血・与薬・手術等、実際の医療事故訴訟判例を紹介し、事故の予防やインフォームド・コンセントのあり方を医療現場に提示します。
- 医療事故 看護の法と倫理の視点から (石井 トク)
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(2000年 10月 29日)
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本書は、看護関連の医療事故 20例を解説し、これらの事例から看護婦や助産婦が学ぶべき事項を提示します。
判決を批判的に見ている例もあり、一歩踏み込んだ分析がなされています。
とても勉強になりました。
- 自分で決定する、自分の医療 (ウィリアム・モーロイ)
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(2000年 10月 29日)
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医療行為は、患者に害を与える可能性を持つ行為です。
そのため、医療を実施する前に、その危険性を医者から十分に説明を受け、患者が理解し決定すること (インフォームド・コンセント) が不可欠です。
さて、あなたが意識不明の状態になった場合、どのようにインフォームド・コンセントを実現できるでしょう。
あなたが望む治療を事前指定する方法を本書は教えてくれます。
- 医療事故 (山内 桂子、山内 隆久)
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(2000年 10月 15日)
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医療事故がどのようにして起こるのか、医療事故を繰り返さないために何をすべきか、をわかりやすく解説してくれます。
特に心理学の観点から医療事故を分析する試みが新鮮です。
本書を読むまで、私は、横浜市大病院の患者取り違え事故がどうして発生したのか分かりませんでした。
なぜなら、看護婦が犯した過ちを、麻酔科医、執刀医、主治医のいずれかが修正し得たのに為し得なかった理由が分からなかったからです。
本書によって、集団の特性 -- 少数の者が誤りに気付くことがあっても逸脱者になりたくないため「止まる提案をしにくい」 -- を理解でき、これで事故原因の説明がつくことを知りました。
- パラサイト・イヴ (瀬名 秀明)
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(2000年 9月 16日)
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第2回日本ホラー小説大賞受賞作。
映画化もされました。
死体腎移植手術の描写が詳細になされています。
関西医大腎移植訴訟判決で違法が確定した「腎臓提供者本人の承諾なしに心停止前にカテーテルを挿入する処置」、そしてカテーテルにより心停止前に腎臓が冷却される様子、さらに腎摘出のためその手前にある胃や腸が乱暴に取り出される様子。
このような実態を知らされぬまま、患者はドナーにされてしまうのだ。
- 手術室の中へ (弓削 孟文)
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(2000年 9月 4日)
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数ある治療の中で最後の手段として選択される「手術」。
そして手術をする上で欠かせない「麻酔」。
どちらも患者にとって危険な行為です。
ところがその危険性を十分に知らされないまま、患者は手術室の中へ送り込まれてしまいます。
本書ほど手術と麻酔の実体をわかりやすく解説してくれた本があったでしょうか。
医者から手術を勧められたら、本書を読んで、本書に書かれているレベルの説明が医者からなされるかチェックしてみましょう。
- ナースが防ぐ医療事故 (石井 トク)
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(2000年 8月 9日)
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看護婦向けに、医療事故をマンガでわかりやすく解説してくれる。
最近発生した「横浜市大病院 患者取違え事故」 「都立広尾病院 消毒剤点滴事故」をはじめ、24の事例を取り上げている。
マンガとはいえ、オチでミスを犯した看護婦が明るく笑うのはやめてほしかった。
医療事故被害者の心情を想像することができないのだろうな。
- なぜ医療ミスが起こるのか (今西 嘉男)
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(2000年 8月 7日)
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臨床解剖医の今西さんが検屍や医療事故の鑑定にたずさわった中で得た症例をもとに、医療ミスの奥に隠れた真相を露わにする。
真相を突き止める能力に欠ける警察、弁護士、裁判官への苦言もあり。
医療過誤裁判に中立的な立場で医師が参加する陪席裁判官制度 (参審制) の導入を主張。
- ドクターズルール 425 (福井 次矢)
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(2000年 8月 7日)
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米国で出版された本の翻訳。
患者との接し方、薬の使い方など医師の心得が記されています。
あなたの主治医がこのルールに従っているか、チェックを入れてみてはいかが?
- 医療事故で死ぬな! (油井 香代子)
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(2000年 7月 27日)
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医療事故を追いかける油井さんの新版。
1990年代末の医療事故と医療事情をおさらいしてくれます。
医療事故の現状を知り、どうすれば医療事故にあわない手立てを打てるのか、ともに考える材料を提供しています。
- がん病棟の真実 (土屋 繁裕)
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(2000年 7月 23日)
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興味本位で患者の腹を開き、患者をモルモットがわりにする外科医たち。
がんで亡くなるのではなく、無謀な手術で命を落とす患者たち。
このような医療事故が頻発するがん専門病院の実態を、本書は厳しく告発する。
約16年にわたり勤務してきたがん専門病院と決別した著者は、患者のためのがん治療を目指し、「キャンサー・フリートピア」を興す。
それは、著者自身が患者を診断し、無駄な手術を廃し、本当に手術が必要な患者を選び、良心的ながん治療医を紹介するシステムである。
このシステムに対して、医者の人事を握る「医局」から、強い逆風が吹くであろうことは容易に想像できる。
それに負けずに突き進み、現在の医療制度に風穴をあけることができるかどうかは、私たち医療消費者にかかっている。
医療の封建制を打ち破り、患者主体の医療を実践する著者の活動を大いなる声援をもって支持しようではないか。
- 永遠の仔 (天童 荒太)
(2000年 6月 3日)
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児童虐待をテーマにしたベストセラーミステリー。
被害者が受けた傷を癒すにはどうすればよいか、考えるヒント
がたくさん。
- 介護事故 (民間病院問題研究所 編)
目次
(2000年 6月 3日)
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介護保険の導入により、介護市場は急拡大。
介護の現場でヒヤリ、ハッとしたホームヘルパーや介護職の生の声をダイレクトに伝えてくれます。
- 医者がぼけた母親を介護するとき (米山 公啓)
(2000年 6月 3日)
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家庭の中心に位置する母親がぼけにかかったら、家族の生活はどのように変化するのか。
神経内科医である著者は、ぼけ症状の患者を数多く診てきたが、母親を介護して初めて、同居する家族でなければ最良の診断を下せないことに気が付く。
「お母さんがボケたら、僕が本を書いてあげるから」
と冗談で言った著者とその言葉を覚えていた母親。
淡々とした文体の裏に、その言葉が現実になってしまった悲しみを感じとれる。
- 誤診列島 (中野 次郎)
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(2000年 4月 30日)
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米国の医療に深く携わってきた中野さんが、友人の妻を襲った医療事故を機に、膿んだ日本の医療を厳しく告発。
米国に学ぶべき教育研修制度、日本が捨て去るべき薬漬け・検査漬け医療を提案します。